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【家のゴミを売る方法】紙くず、ガラケー、ただのバネでも

丸めた紙

「丸めた紙」参考価格10円

家にあるゴミ同然のものが、ちょっとでも小遣いになるとしたら……? 「元手がゼロの家にある不用品転売はネットビジネスの基本です」と語るのはネットビジネスのアユザック代表・佐藤和也氏。 「スマホが主流の今、意外と売れるのがガラケー。数年前の機種でもキレイな状態なら1万円を超えるものも。傷ありのレア機種や古い機種のまとめ売りでも数千円の値がつくことこもあります」  また、せどりマスターの古道和俊氏は「ヤフオクを使えば何でも売れます。元が捨てるものならば、100円でもつけば儲けモノ。ネット書店で品切れになっている『an・an』や『ゼクシィ』など新古雑誌、トイレットペーパーの芯をまとめたものなどが実際に売れるんですよ」と言う。  例えば部屋にあった何の変哲もない「丸めた紙」を1円で出品した人がいて、品物に対する質問と回答が大喜利状態になり、一時1万円超えしたという。結局、このときは落札者がキャンセルしてしまったが、別のケースでは10円で売れたそうで、ネタ消費を喚起してゴミを売る方法もありそうだ。  そのほかにも「穿き古しの女性靴下」を数足セットが4000円で売れたという例もある。ポイントは「フェチ」「熟女」などのフレーズを入れることで、その筋のマニアが高く落札するのだとか。実際に女性が穿いている写真をつけるのも効果的。要はブルセラショップと同じか。  さらに簡単なのが、ただのバネを売る方法。ボールペンなどに入っている正真正銘のただのバネが800円ほどの値がついた実例があるそうで、「エアガンの強化スプリングに』などというキャッチをつければ高く売れる」(竹内氏)のだとか。しかし、ボールペンのバネぐらい、自分で取り外せばいいのに、不思議な世界である。  10/29発売の週刊SPA!では、「カネになる[家ゴミ]図鑑」を特集中。ぜひ、本誌でご確認を! <取材・文/週刊SPA!編集部>
週刊SPA!11/5号(10/29発売)

表紙の人/舟山久美子(くみっきー)

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