思い出の品もデータ化すれば捨てられる!?

シェアハウスに住んだ理由は、台所やトイレなどの共有できるスペースを減らせるからだという。ベッドや本棚は備え付けで、段ボール箱1個で引っ越せたとか

「小説、漫画、雑誌、会社の資料……。好きで集めていたものだったのに増えすぎて窮屈な生活を送っていたんです」と、限界を感じた中谷幹夫さん(仮名・26歳・デザイン会社)は一気に処分を試みる。

「とはいえ、本好きなのは変えられないし、何を残すのかを選び出している時間ももったいなかったので、今、話題の書籍のスキャンサービスに600冊の本を一気に送りました。1冊100円なので6万円もしましたが、一気に処分できたので爽快感がありました。意外となくても平気だなって。しかも、高い家賃を払ってまで広い部屋に住む必要がなくなり、月3万円のシェアハウスに引っ越したのです。4畳と狭く、これ以上本が増えないように気を使うようになったので結果的にお金は浮きましたね。買わずに済む本は図書館で済ませたり、買った本が20冊ほどになったら、うち10冊をスキャンサービスに出すなど、増やさないようにしています」

しかし、すべての本をデータ化する予算も勇気もない場合はどうすればいいのか?

「絞り込むのがいいでしょう。例えば、雑誌とか漫画はキリがないので全部処分。書籍は1000円以上と高価なものはスキャンサービスに。それ以下は処分という基準です。ちなみにCDもパソコンに取り込んだら処分ですね」

曰く、現在、サービスを頼む人が殺到しているため、データの受け取りが数か月後になることもあるそう。だが、この時代ならではの究極の整理術である。中谷さんはさらに徹底し、思い出の品も写真に撮ってから捨てるという。

「使わないけど捨てられないものってありますよね。昔デザインした椅子などの作品はもちろん大事なもの。でも写真に撮って残すことによって、捨てることができました。形としては残っていなくても写真で生かされたので不思議と名残惜しさはなくなったんですよ」

データ管理に自信があるなら、ぜひお試しあれ!

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