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学校がないのに一橋学園駅、大泉学園駅…なんで?

世の中あらゆるものに名前がある。でも、なかには「それって誤表示じゃない?」と思われるほど実態に合わなかったり、一見矛盾してるような名称で呼ばれているものも少なくない。そんな“名は体を表さない”物件を、さまざまなジャンルからピックアップ。何がどうしてそうなったのか、その真相を徹底調査! ◆[駅名]部門
西武新宿線

西武新宿線

 駅名になっているのにもかかわらず、実はそこに無い例も。東京都小平市にある一橋学園駅(西武多摩湖線)。一橋学園という学校はないのだが、西武鉄道によると’33年に東京商科大学予科ができたことから商大予科前駅を開業。東京商科大が一橋大に改称したのに伴って’49年、一橋大学駅に。その後、駅を移転した際に一橋学園駅に改称し、駅間が非常に短くなった小平学園駅と統合したらしい。ちなみに小平学園という学校もないのだが、駅名の由来は不明とか。  学園といえばもうひとつ、西武池袋線沿線の大泉学園駅。やっぱり、そんな学園ありましぇん。 「そもそもは東大泉という駅名でしたが、駅のある一帯を学園都市にする構想があり、そのための整備がされた後に大泉学園駅と改称しました。でも、誘致できず名前だけ残ったようです」(西武鉄道)  駅のある練馬区役所にも確認したら、「大正13年に箱根土地株式会社というところが、大学の建つ学園都市として宅地開発し、大泉学園という町名ができました。大泉というのは昔からあった地名です」。ちなみに招致しようとして叶わなかったのは一橋学園駅の由来にもなった東京商科大学(現一橋大)。つーか、招致が決まってから改名すりゃよかったのに……。 ― ジャンル別[気になる名称]大調査【2】 ―
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