恋愛・結婚

お見合いパーティに参加するエリート男は話がつまらない

◆本誌女性記者がお見合いパーティに潜入 浦和ツナ子 結婚できない男性の生態を調査しに、お見合いパーティに向かった私、浦和ツナ子。向かったのは、ヤングでエクゼクティブなメンズと出会えるお見合いパーティ。外資系や大手企業、弁護士や医者までがぞろぞろと集まってくるということで、いざとなったら今彼から乗り換えてやる!と、高鳴る鼓動を抑え、いざ会場へ!  この日集まったのは、男性11人、女性8人。とにかく地味~な女性たちを見て、心の中でガッツポーズをキメる私。まずは自己紹介をしながら男性全員と会話を開始します。しかしこれが、なかなかのクセ者揃いでして……。 「奥さんにするなら、家庭的でまじめな女のコがいいです」などテンプレートな会話ばかりの東大卒インテリ野郎。「趣味はギターでね~、好きなアーティストはラルクとグレイだよ~」なんて恥ずかしげもなく言い放った、30歳のホスト風チビ銀行員。最後まで目を合わさずに、今日の天気の話をして終わった奥手すぎる公務員……。次々と入れ替わる男性たちの話の殺人的つまらなさに、段々顔面が凝固していきます。  そして諦めかけたところに現れたのは、38歳会社員。ハゲだけどアクティブなMさん。もはや「ヤング」でも「エクゼクティブ」でもない気がするのですが、この際、贅沢は敵です。この方のハイテンションっぷりがお見事で、初めて会ったのにいきなり「あれっ、なんか日に焼けたね!」などと、上っ面のトークしかできない男性陣と比べると、ダントツの面白さ。アクティブなノリに引き込まれ、彼と同じジョギングやヨガ、ダイビングが趣味だと嘘をつき、話を合わせる私。結局、その場の雰囲気でカップリングをしちゃいました。  アドレスを交換して、また遊びましょうと別れた直後、光の速さでメールを受信。それが高校生かってくらいのデコメ、改行、(笑)の乱用……。乗り換えなんて言った不埒な自分を恥じて、心の中で彼氏に謝罪。 【浦和ツナ子】 26歳、フリーライター。お見合いパブやハプニングバーなど数々の潜入取材をこなすも、「今回ほど面白みのない男ばかりに囲まれたことはなかった!」と憤る ― 結婚できない[男と女]の迷言に唖然【9】 -
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