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アクシデント率が高い激安海外LCCに乗ってみた

日刊SPA!「噂の[激安商品]を試した!」特集では、ルンバやマッサージなど5本の激安商品をレビューしたが、今回はさらにスケールアップ。事故物件や金融車などある意味「ヤバすぎるため、安くて当たり前!」な商品をガチで試して、その実力度を検証してみた! ◆自分の命とお金を天秤にかける貴重な体験!?『激安海外LCC』5000円
ライオン・エア

今回の航路はバリからジョクジャカルタを選択

 ’12年から急速に認知度を上げてきた格安航空会社、通称LCC。遅延・欠航、座席の狭さなどが指摘されるLCCの中でも’99年の設立以来、群を抜くアクシデント率(’04年着陸失敗で25人死亡など)を持ち、評価サイトで448社中ワースト10の烙印を押されたインドネシアのライオン・エアに記者Iが乗ってみた。  大手航空会社で通常3万円するのに対し、ここでは普通に5000円でお釣りがくる。実際に搭乗すると、機内食が付かないのはもちろん、水でさえ有料サービス。近くの席では白人が激怒中。どうやらリクライニングが壊れているらしい。一抹の不安が頭をよぎるも、2時間ほどで着陸体勢に入り胸を撫で下ろす。すると急に便意が。トイレに駆け込んだ後、席に戻ったその瞬間、機体が急降下し、シートベルト未着の私は、天井に頭をぶつけるという惨事に。自分が悪いとはいえ、まさかの出来事に、一瞬墜落したかと心臓がはちきれんばかりだった。  乗客は大体が格安で旅行をしたいバックパッカーか経済的にそこまで裕福ではないインドネシア人が目立つ。「絶対乗らない」と言う人がいる一方、島国のインドネシアでは国内線としてライオン・エアの需要はまだまだ根強いようだ。 【オススメ度:3】★★★☆☆☆ 「命の値段」という自分の人生を見つめ直すいい機会になるかも。ただ、他の交通機関に比べれば事故率は低いため、割安感は享受できそうだ ― [ヤバすぎる激安商品]を試す!【3】 ―
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