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たった5秒の習慣で人はやせられる!?

ダイエット, 豆知識

本当にお腹空いてる?と問いかけるべし

 ダイエットを意識する気持ちはあれど、長時間のワークアウトや食事節制は続かない。しかし「たった5秒の工夫だけで、不摂生な食生活は直せる」と語るのは、管理栄養士の伊達友美氏。 「メニュー選びで迷う人は、『なにを食べたいか』をわかっていない証拠。人は本当に食べたいものを食べると、満足度が上がって余計な間食をしなくなる。惰性で食べる行為がだらしないカラダを作るのだから、『今食べたいもの』を日頃から明確化して、5秒で食事を決める習慣をつけましょう」  同様に、「食事のメニューを選ぶとき『己の細胞が何で作られるか』を5秒考えて」というのは、いま話題の脳ダイエット本『何をやっても痩せないのは脳の使い方をまちがえていたから』を上梓したばかりの精神科医・奥田弘美氏。 「自分の身体を構成する細胞のことを考えたら、不健康で人工的なものを欲するはずがありません。食事を決める5秒前に細胞のことを思い浮かべるだけで、自然と身体に良い食物を選ぶようになる。なにを食べたらいいか瞬時に浮かばない人は、食物の栄養バランスを色分けして(※下記参照)、赤と緑を優先的に摂りましょう。これを覚えて食べるようになれば、自然と肥満から遠ざかります」 ◆食品の色分け表 <黄> 炭水化物(ご飯、パン、麺類、粉もの、イモ類など)、油脂類(バター、オリーブ油など)といった、カラダを動かしたりするときの直接のエネルギー源。朝は多めでもOK <赤> タンパク質(肉の赤身、レバー、魚、卵、大豆類)が主。筋肉、髪の毛、皮膚、胃や腸などの内臓、ホルモンなど、人間の体そのものを作る大事な栄養素となる <緑> ビタミン、ミネラル(野菜類、階層類、果物類)など。炭水化物、油脂類、タンパク質を消化吸収し、熱やエネルギーを産生したり、体のさまざまな組織やホルモンを合成する 「ラーメン+チャーハン」「そば+丼もの」「ハンバーガー+ポテト」などついやってしまいがちな「黄」を重ねる食べ方は、色分けから考えると決してやってはいけない選択肢。5秒での判断が重要で、下手に考え込むより、食べるべきものが瞬時に思い浮かぶほうが、突如イレギュラーな食事を摂る場合でも発揮されるのだ。そして「満腹でも食事があるとつい食べてしまう」という人にはぜひ実践してほしいのがコレ。 「満腹なのに食べるから余計な脂肪がつく。できれば満腹を感じる前に箸を置くのがベター。ただ食事中は自分の満腹感が察知しにくいので、『5秒間分で食べられる量の食事を残す』のも食べ過ぎ防止になりますね」(奥田氏)  5秒の積み重ねでさらば脂肪! 4/15発売の週刊SPA!では「5秒で人生を変える方法」という特集を組み、ダイエット以外でも「意外と効く方法論」を紹介している。数秒の思考、習慣で人生を変えてみたいという方はぜひご一読を。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
週刊SPA!4/22号(4/15発売)

表紙の人/剛力彩芽

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