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ニコニコ超会議3、約7000万円の赤字を報告

ニコニコ町会議

ニコニコ町会議の発表はお祭りモードに

 6月25日、4月に開催されたniconicoのリアルイベント「ニコニコ超会議3」の赤字額が約7000万円(7039万3314円)と発表された。過去2回の赤字額は、前回の超会議2が約8850万円、初開催の超会議は約4億7000万円だったため、若干の赤字縮小を達成したことになる。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/669240/nc14_02  また、超会議3の支出について、ドワンゴ取締役の夏野剛氏は、「(前回の)ざっくり5倍」と明かした。大相撲の土俵をはじめ、会場となった幕張メッセ全体を使ったイベントには大きな出費がかかったようだ。会場来場者は12万4966人、ネット来場者は786万4158人と、過去2回を上回る人数を記録。企業スポンサーも多数付いたものの、黒字化は実現せず。  夏野氏は、「そもそも『赤字額発表会』というイベント名自体がおかしい」とぼやきつつも、会場からの質問を軽やかにかわし、「本当に黒字目指してます」と説明していた。来年の「ニコニコ超会議2015」はどうなるのだろうか。  発表会では、日本全国の夏祭りをまわる「ニコニコ町会議 全国ツアー2014」の概要も明かされた。発表会には、全国825の市町村(応募総数2705件、海外からも2件)のなかから決定された9か所の代表者が訪れて地元をPRした。イベントは、7月19日長野県須坂市から始まり、宮崎県西都市、愛媛県宇和島市、福井県あわら市、宮城県富谷町、兵庫県新温泉町、秋田県仙北市角館町、そして昨年台風で中止となった東京都檜原村と山口県豊北町で開催される。  さらに、緊急告知として「ニコニコ23時間テレビ」の開催が発表された。ゴーストライター騒動で注目を集めた作曲家の新垣隆氏が週刊文春からの依頼で「交響曲HARIKOMI」を番組中に初公開するほか、久本雅美をメインパーソナリティに迎えたガールズトーク企画、電王戦リベンジマッチとして菅井竜也五段と習甦による23時間対局などが行われる。 <取材・文・撮影/林健太>
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