英バイオ企業の「遺伝子組み換え蚊」計画から浮かぶ恐怖のシナリオ

英バイオ企業の「遺伝子組み換え蚊」計画から浮かぶ恐怖のシナリオ デング熱の感染拡大のニュースが止まらない。厚生労働省の発表によれば感染件数はすでに103件(9月11日時発表資料)になり、すでに報じられていた代々木公園周辺以外でも感染事例が発覚しているなど、いまだ予断を許さない状況だ。

 そんな中、フランスの製薬会社がデング熱に効果を発揮するワクチンを開発するなど、俄にデング熱をめぐる様々な対策が報じられるようになってきた。一方で、そうした製薬会社やデング熱流行に関する陰謀論もまた数多く囁かれるようになってきた。

 元Forbesアジア太平洋支局長であるベンジャミン・フルフォード氏は、こう語る。

「一部で猛烈に拡散した“日本のデング熱感染は毎年200人近くいる。なぜそれを今年は急に騒ぐのか、隠したいことがあるからだ”といった陰謀論がありますが、これはかなり早計だと思います。なぜなら、今年日本で問題視されているのは、海外渡航経験がない人が発症したからだというのは初期段階から報じられていたことです。そこを混同してはいけません」

 そう陰謀論について語るフルフォード氏だが、気になる点もあるという。

先日の記事でもコメントしましたが(※)、開発した製薬会社が臨床試験を中南米やカリブ周辺の2万1000人の子供を対象に行っていたことは、明らかに倫理的な問題点があります。また、同じような構図のニュースも明らかになってきました。それはイギリスのバイオメーカー『オキシテック』社が開発した遺伝子組み換え蚊(GM蚊)によるネッタイシマカ絶滅計画についてです」

※「デング熱ワクチン開発の裏にある問題点」http://nikkan-spa.jp/710670

 GM蚊によるネッタイシマカ絶滅計画とは、特定の酵素を蓄積させて蚊を殺す遺伝子を追加されたキラー蚊「OX513A」を野に放ち、それらが野生のネッタイシマカと交尾することで次世代のネッタイシマカは成長することができずに死んでしまうという仕組みだ。

「オキシテック社はすでにケイマン諸島やマレーシア、ブラジルなどで試験放出、いわば地域住民を実験台にしてきました。同社によれば、ネッタイシマカの生息数が劇的に低下する効果があったと報告していますが、この実験にも問題が数多くあります。まずケイマン諸島の実験では、適切な承認手続きや告知もなく実施されたものだと言います。なんと、OX513Aが野に放たれてから一年後にようやく実験が行われたことが一般に告知されたのです。オキシテック社は、試験放出が行われた各所ではネッタイシマカの生息数が劇的に低下する効果があったとして自らの行為を正当化していますが、環境や生態系にどのような影響があるか定かではないものを勝手に野に放つことは、現地住民をバカにしているとしか思えません」

 またそうした道義的な問題同様、生態学的にも問題があるという。

「すでに専門家が指摘していますが、OX513Aが功を奏してネッタイシマカが減少したとしても、デングウイルスを媒介する別の蚊であるヒトスジシマカの生息数増加を招く危険性があるのです。すでに、ブラジルではこのOX513Aがばら撒かれた結果、逆にデング熱が大流行したと指摘する専門家もいるほどです」

 なぜこうしたリスクある「実験」が行われたのか。その背景には、この世界の歪な構造があるとフルフォード氏は指摘する。

「遺伝子組み換えといえばモンサントも有名ですが、ブラジルではモンサントのGM種子を巡って訴訟問題になったこともあります。また、アマゾン川流域はカーギルなど巨大な穀物メジャーの乱開発によってすでに生態系が荒らされまくっています。カーギルは先住民の土地などを買収し、ブルドーザーや奴隷のように安価な現地先住民を労働力として使い、伐採し、遺伝子組み換え大豆を栽培しているのです。このように穀物メジャーなどの巨大企業が、搾取の場として南半球の国々を利用するのは今に始まった話ではありません。実を言うと、オキシテック社は当初の予定としてフロリダ州キーウエストでも試験放出を行うとしていました。しかし、“GM反対派の運動のせいで”試験放出が中止されたままになったといいます。アメリカでは反対されたからやめたが、途上国ならばいいのか、そうした傲慢な考えが垣間見えます。この後、さらにオキシテック社は次なる実験の場としてインドを標的にしているといいます。こうした流れを見ると、私はひとつ恐ろしい考えが浮かんでしまいます。万が一、GM蚊がデング熱根絶ではない目的で同社が実験台にした国々にばら撒かれたとしたら……。ブラジル、インド、そして成長著しいASEAN圏……。欧州の“闇の支配者”たちにとって不都合な国を潰すのに、これほどいいプランはないのではないか、そしてそれは、昔から言われていた“選ばれた一族以外を間引く、人口削減計画の予行演習”なのではないか、という疑念が心をよぎるのです」

 フルフォード氏が上梓した『ファイナル・ウォー』では、インフルエンザやウイルスを使用した闇の支配者たちの「錬金術」について詳しく解説している。デング熱に何らかの陰謀があるかどうかは不明だが、不安定化する現代史の“裏面”を読み解くヒントになるかもしれない。 <取材・文/日刊SPA!取材班>

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