肺がんや胃がんの「抗がん剤」は患者の寿命を縮める!?

健康に関する情報が氾濫している昨今、どれが正しく、どれが怪しいかを一般人が見分けるのは難しい。特定の企業・団体の利権や意向が複雑に絡み、根拠の乏しい健康の常識も世の中には氾濫している!

◆肺がんや胃がんなどに投与される抗がん剤は患者の寿命を縮める!

近藤誠氏

近藤誠氏

 がんに罹れば、医師は十中八九、抗がん剤の使用を勧めてくる。ところが、がんのうち9割を占める“固形がん”では「抗がん剤に延命効果はない」と語るのは、近藤誠医師だ。

「固形がんとは、肺がんや胃がんのようにがん細胞が塊を作るタイプのがんです。専門家は抗がん剤が“効く”と主張しますが、この場合の“効く”とは、単に腫瘍のサイズが小さくなるというだけのこと。腫瘍が数ミリ程度になると“消えた”ことになりますが、1mmあたり100万個もあるがん細胞が消滅することはなく、小さくなった腫瘍は、いずれ再発する。抗がん剤で固形がんが治ったケースは、一つもありません」

 抗がん剤は、正常な細胞にもダメージを与える毒薬。そのため、腫瘍が小さくなっても患者の寿命はむしろ縮まるというのだ。

「抗がん剤による乳がん治療の有用性を報告する論文でさまざまな条件での患者の生存曲線のグラフがあるのに、抗がん剤を投与しなかった患者の生存曲線が載っていなかった。そこで私自身が、論文中のデータから全患者の生存曲線を作ったところ、結局、抗がん剤を投与しない患者のほうが生存率が高いことがわかったのです」(近藤氏)

 製薬会社が抗がん剤の臨床試験に介入してきた1980年代以降の論文には、適切なデータ処理をしていればできるはずがない不自然な曲線のグラフが平気で掲載されているという。

「それが当たり前になりすぎて、若い研究者たちは、不自然なグラフだということすらわからないようです」(同)

【近藤誠氏】
医師。慶応義塾大学医学部放射線科・元講師。現在、近藤誠がん研究所所長としてセカンドオピニオン外来を開設。著者に『「余命3ヵ月」のウソ

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