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ポイントカード偽造に、店員の目を盗んで伝票書き換え…呆れたセコすぎる客たち

カード明細を切り貼り、日付を巧妙に書き換え……みみっちい「偽造・偽装」を重ねるのは、どこぞの地方議員たちのみにあらず。小銭・小利益を得るための、ある意味、熱意とマメさに溢れる人々の手口を探ってみた ◆飲み屋の伝票、ポイントカードも偽造……  日々の生活のなかにもセコい偽造や偽装の誘惑は潜んでいる。まず多いのは、飲食店での食事代や飲み代を節約することのようだ。 ポイントカード偽造に、店員の目を盗んで伝票書き換え…呆れたセコすぎる客「飲み代を節約するために消しゴムを持って赤ちょうちんの店に通ってます。そこは伝票が鉛筆書きなので、店員が見ていない隙に消しゴムでオーダーの記録を消しておく。お酒の杯数は数字で書いてあるので無理なんですが、つまみは『正』の字で記録してあるのでごまかしやすい。角が丸くなっていない、新しい消しゴムを用意しておくのがコツです」(28歳・男・デザイン) 「行きつけのスナックでママの目を盗み、ボトルに持参したお酒を注ぎ足ししていた。でも4度目くらいで、『なんで飲んだあとに量が増えるんだ!』とバレてしまったけど(笑)」(49歳・男・広告) 「鍋料理はごまかすのが簡単。1人前を頼んで、なくなったら持ち込んだ豆腐やお肉を投入していけばいい。これを実践するには、店員の死角になる席を選んでおくのがポイント」(28歳・男・流通)  なかには、「消しゴムハンコ作りの得意な彼氏に、回転ずしのポイントカードのスタンプとそっくりなものを作ってもらった。いきなり押しまくるとバレるので、行くたびに2個ずつ追加。それで赤身1皿ゲットした」(34歳・女・アパレル)と、特殊な才能を生かした偽造をするケースも。  こうした節約術は生活のためでもあるが、世の中には趣味と実益を兼ねて嘘を重ねる人もいる。 「漫画が趣味で大量に購入するので、読み終わったものは古本屋に売るのだが、ボロボロのカバーだと高く買い取ってくれない。そこで、買い取り金額が高い別の漫画のカバーに替えておくんです。チェーンの古本屋では外見の状態が最優先で、中はパラパラとしか確認しないので意外と大丈夫。突っ込まれたときも、『間違えました』と謝ればいい。念には念を入れて、買い取り金額が1000円くらいだと身分証の提示が不要なところを狙っています」(30歳・男・フリーター)  買った人が気の毒だからやめてほしい! ※写真はイメージです ― セコすぎる[偽造・偽装]事件簿【4】 ―
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