小倉優子、安めぐみの「年の差婚」リスクを勝手に心配する

  先週から今週にかけて、芸能界の年の差カップルが何組も話題となっている。男性が年上バージョンの年の差カップルで言えば、13歳年上のヘアメイクアップアーティストとハワイで挙式をした小倉優子、12歳年上の東MAXとの結婚を認めた安めぐみ。逆バージョンだと13歳年下の競馬騎手の三浦皇成と入籍したほしのあき、11歳年下の俳優と入籍した鈴木砂羽がいる。

  大物芸能人だと65歳の誕生日に22歳年下の妻と結婚した堺正章、公式ブログで45歳年下妻とのツーショットや手料理の写真を必ず載せている加藤茶、18歳年下のキャリアウーマンと結婚したポール・マッカートニーなど、「老いらくの恋」と揶揄できないくらい「まだまだ現役」オーラを出しているOVER60の先輩たち。

 彼らのような地位も名誉もある男性にとって年下の美人妻は、アメリカではトロフィーのようにみせびらかす「トロフィーワイフ」と言うようだが、地位も名誉もなくても、年収400万以上あれば、優れた容姿と社会的地位も持っていないような一般的なOVER40男性でも20代女子と結婚している現象が起きているという。

 芸能人ではないが、テレビ朝日の人気番組『痛快!ビッグダディ』で知られる林下清志さんも、今年4月に18歳年下の女性と再婚した。テレビに出ているので有名人には違いないが、相手は4男8女も子供がいて、決してお金持ちとはいえないアラフィフのオジサン。結婚を決意した28歳の新妻には、心境をぜひ聞いてみたいものだ。

 年下妻と再婚した林下さんは、10月1日と8日の2回にわたって放映されたスペシャル番組で見た限り、明らかにウカれているような様子。もともと少ないワードロープだが、ファッションも新妻の趣味なのかレゲエ風に若干変化。夫婦喧嘩ではあの亭主関白な俺様ダディが土下座までしている。年の差婚って、そんなに魅力的なものなのだろうか? 

 年の差婚ブームに乗ってゴールインするカップルが増えそうな今、「年の差婚で失敗しないポイント」を、『結婚達成ドリル』(講談社)の著書があるフリーアナウンサーの田中御早希さんに聞いてみた。

「確かに芸能界をはじめ、年の差カップルが最近増えています。40代で20代の女性と結婚するような男性だったら『今まで待った甲斐があったね!』と周囲にもうらやましがられるようなこともあるでしょう。ただ、年の差カップルには同世代同士のカップルにはないリスクがあるということも、ちゃんと考えて欲しいと思います」

 そのリスクとは、どのような点なのか?

「男性が40代以上で女性が20代の場合、年収も同世代より高い年上男性は、その時は魅力的に見えるかもしれませんが、10年後に同じような生活レベルを保てるかどうか、今のご時世では確証がありません。相手が会社を突然リストラされて無収入になっても愛せるのか、病気になって寝たきりになっても愛せるのか、結婚当初は気持ちが高揚して想像もできないのではないでしょうか」

 もちろん、SEXの問題もある。

「今は普通の夫婦生活があっても、10年後や20年後にもしSEXレスになってしまった場合、同年代の男性と結婚した、まだレスにはなっていない女友達のことがうらやましくなる可能性もあります。そこを乗り越えて愛せるのか、まずは具体的に未来予想図をイメージすることが大事だと思います」

 田中さんは著書『結婚達成ドリル』で、独身女性に向けて相手の理想をできるだけ具体的に書きだすことで理想に近い相手と出会えると説いているが、年の差カップルにも書きだすことを勧めている。書きだす内容は、今、相手に求める理想だけではない。10年後の現実もイメージして書きだすことで、より地に足のついた理想も描けるのだという。

「20年後、旦那さんは今のような収入があるとは限りません。そんな状態で『半年に1回は海外旅行をしたい』と理想を掲げても、現実との乖離が進むばかり。自分もそうです。今は20代のトロフィーワイフでも、10年後、20年後には子育てもして、だんだん落ち着いてきますよね。今は感覚や時代感などさまざまなギャップを楽しめる時期かもしれませんが、同世代カップルよりも10年後20年後のリスクがあるということを自覚し、現実を見据えたシュミレーションをしてみてはいかがでしょう。それが年の差カップルがうまくいくコツだと思います」

 「一緒に白髪になっていこうね」ではなく、すでに相手の髪の毛に白いものが混じっているのが年の差カップル。相手の老いに向き合い、受け入れられるかどうか――同世代カップルより愛のハードルが高いのは、ソコなのだ。

取材・文/ならこ

書き込み式 結婚「達成」ドリル

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