1日の中で、ほっとできる時間は60分。1000人中262人

 静岡県立大学の茶学総合研究センターの岩崎研究室が、全国に住む20 歳~69 歳の男女1000 人(20代男女100人ずつなど、各世代200人×5世代)を対象に「急須でいれた緑茶の楽しみ方に関する日本人の意識調査」を実施した。

1日の中で、ほっとできる時間は60分。1000人中262人 同調査で、「急須でいれた緑茶を飲む理由」について尋ねたところ(複数回答可)、「ほっとするから」がもっとも多かった(782人)。なぜほっとするのかを訪ねたところ(複数回答可)、「温かみを感じるから」(520人)、「癒しを感じるから」(377人)、「昔から親しんでいる家庭の味だから(371人)という結果に。ちなみに、「1日の中で、ほっとできる時間はどのぐらいあるか」を尋ねたところ、60分という回答が262人ともっとも多く、30分や10分、0分など60分以下と回答した人も合計で350人もいた。ほっとできる時間が少ない現代人の忙しい暮らしぶりが浮き彫りになったと言えるだろう。

 また「誰と一緒に飲むことが多いか」という質問では、コーヒーは「自分だけ」が最も多く58.2%だったが、急須でいれた緑茶は「家族」がもっとも多く73.4%で、逆に「自分だけ」は19.9%だった。

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http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=743086


1日の中で、ほっとできる時間は60分。1000人中262人 こうした結果について、静岡県立大学経営情報学部教授で茶学総合研究センターの岩崎邦彦氏は、「急須でいれた緑茶は、我々の喉を癒すだけでなく、心も癒してくれます。『茶』という漢字は、じっくり見ると、草冠の下に“人がホッとする”と書いてあるようにも見える。忙しい現代人には、もっと急須でいれた緑茶の味わいを楽しんでもらい、たくさんの人に、ほっとするひと時を過ごしてもらいたい」とコメントした。

 日本コカコーラ社の調査では、昨冬、一般的にホット飲料がよく飲まれる時期に、全国のスーパーマーケットやコンビニ、自動販売機でもっとも売れたホット専用PETボトル入り無糖茶飲料は、同社の「綾鷹」だったという。「綾鷹」は“急須でいれた緑茶の味わい”を目指したPETボトル入り緑茶。好調さを背景に、ブランドの第2の柱「綾鷹 まろやか仕立て」を発売するなど勢いがある。「綾鷹」ブランドが好調なのは、茶学総合研究センターの調査で明らかになったように、ほっとできる時間が少ない現代人のなかで、数少ないほっとしたい時間に急須でいれた緑茶の味わいを求めて、「綾鷹」を飲んでいる人が多いからなのかもしれない。 <文/日刊SPA!取材班>

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