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ユーロが一時100円台に!超大荒れ相場をアンディ流“東京時間足”で読み切れ

◆マネーな人々 今週の銭格言 【選者】2億円もぐらトレーダー アンディ氏 ギリシャ救済が遅れに遅れ……信用不安がイタリアにも飛び火。ユーロは対円で100円台に突入する大暴落を見せている。新興国通貨も軒並み売られて、豪ドルは72円割れ寸前の水準まで急落。先行きの見えない大荒れ相場を、もぐらトレーダー.アンディ氏が占う! ◆ユーロが一時100円台に!超大荒れ相場をアンディ流“東京時間足”で読み切れ! みなさん、こんにちは。愛車のアストンマーチンを車検と修理に出して早2か月がたってしまったアンディです。ドアミラーの交換だけで修理代が120万円もかかりました(泣)。フルハンドメイドのクルマなので、しょうがありませんね。でも、修理にあと1か月もかかるのが残念でなりません……。  トレードのほうでも残念なお知らせが……。ユーロ圏でのギリシャ支援のもたつきから、イタリアにも信用不安が飛び火してユーロが急落。一時、ユーロは100円台にまで突入しました。これにはさすがのアンディも驚きました……。ちょうど、ポンド/円をロングしていたので、その下げに釣られて損切りを余儀なくされてしまったのです。  でも、早めに損切りできたのでダメージはごくわずか。むしろ、新たに豪ドル/円をロングして一気に損失を取り返しています。というのも、豪ドル/円は「東京時間足」と相性が抜群にいいんです。これ、以前にも説明したように、日本時間で9~17時までの東京時間の4本値(始値.終値.安値.高値)をローソクにしたチャートです。この東京時間足が節目をピタッと教えてくれるのです。ちょっと前の話ですけど、8月9日に下げ続けていた豪ドル/円が一度、76.50で急反発したんですね。この水準は3月17日の東京時間足の安値とほぼ一致していました。ちなみに3月17日の日足安値は、その2円近く下の74.42。明らかに日足よりも東京時間足が機能した例です。ただし、これは東京時間足を使った一番単純な分析手法にすぎません。アンディが見ているのは、安値高値だけではないのです。注目すべきポイントは“窓”とヒゲです。  10月4日に豪ドル/円は72円割れ寸前まで下落し、5日未明に急反発しましたが、アンディはここでロングして40万円ほど稼ぎました。10月3日の東京時間足の安値は73.86、4日の高値は73.20で、東京時間足では実に66銭もの窓ができていたのです。急反発はこの窓を埋めに行く動きでした。急反発時の高値は73.80。3日東京時間足安値とほぼ一緒だったのです。  なぜ、窓埋めが予想できたか?その答えは単純です。ごく最近もまったく同じ値動きがあったから。9月27.28日に豪ドル/円は22日東京時間足安値の77.33と26日高値75.21の窓を埋めてから下落に転じたのです。  9月と同じ動きなら、豪ドル/円はもう一段下げる可能性があります。東京時間足の直近安値、10年5月25日の72.65はすでに下抜けてしまいましたから、下値目途になるのは日足の直近安値である5月21日の71.83でしょう。ここにタッチして、東京時間足が長い下ヒゲをつけた陽線になったらトレンド転換のサインとなるはずです。もちろんアンディはそこで買います! 【今週の数字】 今後の豪ドル/円エントリーポイント 71.83円 昨年5月21日の安値水準。当初、アンディ氏は5月21日の東京時間の安値72.65を下値目途と予想していたが、ここを一気に下抜けてしまったので修正。安値タッチ後、東京時間足が陽線で引けたら買う予定

豪ドル/円の東京時間足チャート。9月22日安値77.33と26日高値75.21の窓を埋めるように9月27日に戻り高値を形成。同じく10月3・4日にできた窓を埋める動きが10月5日に見られた

アンディ氏【2億円もぐらトレーダー・アンディ氏】 上場商品先も、商社系商品先物会社を経て、専業トレーダーに。株・先物・FXで今までに2億円を荒稼ぎ! 必殺もぐらトレードの真髄はブログ(http://ichimoku119.blog15.fc2.com/)で公開中
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