一般人がビビる「中古ラテン車」は掘り出し物がザクザク。信じる者は救われる

激安商品が欲しい人にはおなじみの価格.comが、ユーザーに対して行ったアンケート調査では、冬のボーナスの推定平均支給額は58.5万円。前年比で1.4万円(2.5%)増えたそうです。ローン返済などボーナスの使い道は決まっている、という人も、こんなステキなクルマだって激安で買えちゃいますよ! MJブロンディ=文 Text by Shimizu Souichi ◆年の瀬に聖地で発見!ボーナスで買いたい“激安アゲアゲ”輸入中古車大図鑑【後編】 ⇒【前編】はコチラ K:それが、中古ラテン車専門店に移動したとたん、目の前がパッと明るくなった気がします! MJ:中古ラテン車はすべてが掘り出し物だね! 迷信深い一般人が怖がって手を出さないから、夢のようにステキなクルマが100万円前後で選び放題だ! K:シトロエンC6が100万円台だったのには驚きました。 MJ:あんなエレガンス満点の超高級車が約180万円だもんな。フランス大統領気分が100万円台で味わえる! 俺は118万円のシトロエンC3にやられた。そのまま買って帰ろうかと思ったよ。 K:あれはピカピカで、中古車って感じがしなかったですね。 MJ:もう新車だよ! そしてラテン車はクラシックカーも安い! 今、世界中でクラシックフェラーリやポルシェが爆騰中だけど、世紀の名車2CVが88万円! K:あれはさすがに怖くてちょっと手が出ませんが……。 MJ:フツーの人は100万円前後の一般的なイタフラ車を買っておけばいいんだよ。国産新車買うより安くて、アゲアゲ感は300倍だ! K:僕のは0円でアゲアゲです。 MJ:それはオレがタダであげたからだろ! まあ下取りに出しても1万円だったけど。 【結論】 中古ドイツ車に掘り出し物はない! ネットの普及で中古車相場が透明化し、安いなりの理由が必ずある。逆に一般人がビビるフランス車とイタリア車なら、ほぼすべての中古車が掘り出し物。信じる者は救われる <編集部が見つけた!激安輸入中古車> 元が高性能なドイツ車の掘り出し物には、なぜか捨て犬感が漂っていますが、性能的に普通なイタフラ車は激安でもピカピカ。高年式低走行車が選び放題です。それもこれも、イタフラ車というだけで故障が怖いと敬遠する人が多いから。でも実際のところは、高性能ではないゆえ、ラテン車には壊れるところがあまりありません。勇気を持って一歩踏み出せば、バラ色の世界が待っています! 取材協力/AZオート横浜 http://www.az-a.jp/
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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