デジカメは「イメージセンサー」の大きさで選ぶべき
デジタルの世界は日進月歩。だが、なんとなく初期に覚えた知識をそのまま引きずっている人が多いのも事実。よくある思い込みやカン違いを、デジタルの達人が斬る!
<OLD>「デジカメは画素数で選ぶ」
デジカメを購入するとき、大半の人が「画素数」を一番気にするが、「高画質なデジカメを求めるなら、解像度より『撮像素子』(イメージセンサー)の大きさを重視すべき。長く言われ続けていることなのに、いまだにセンサーへの注目度は画素数と比して低いですね」(家電ライター・岡安学氏)。
イメージセンサーが大きいほど、豊富な光量を取り込める。スマホや下位のコンデジに使用されるセンサーのサイズは「1/2.3インチ」が主流。このクラスのセンサーでは、いくら画素数を上げてもたいして恩恵は受けられない。
「とはいえ、新製品では画素数を上げないと客が食いつかない。1/2.3インチの新モデルと、1インチの旧モデルが同じ価格なら、買うべきは断然、後者です」
<UPDATE!>「デジカメは撮像素子の大きさで選ぶ」
【岡安学氏】
デジモノ雑誌やWebで、家電やゲーム、アニメなどの記事を中心に執筆。デジカメにも明るい。詳細は、http://blog.digiyas.com/
― デジタル『新常識』集【5】 ―
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