思い出の「赤チン」、今もファンに応えて月産3000本

【消えた定番商品】
擦り傷とともにあった思い出『赤チン』


 幼少期、お世話になった赤チンは、現在も都内で製造・販売する三栄製薬の藤森博昭社長によると、昭和40年代に最盛期を迎えた。

「ところが、赤チンの原料を精製する際の廃液に水銀が含まれ、国内での原料生産が自主的に中止されるようになりました。赤チン自体は問題なかったのですが、風評被害も。それから、昭和46年に同じ消毒液として発売されたのが『マキロン』。赤い色素が服につくととれにくい赤チンに代わり、“白チン”として出回るように」

 同社では会長の赤チンに対する愛着と、今でも赤チンを求めるファンのために、製造し続けている。

赤チン

同社では、最盛期には月に10万本以上が売れていた。現在は月3000本くらいを販売

― [あの定番商品]が消えていった理由【4】 ―

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