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ファンが認める「プロレスマニア」の条件とは?

新日本プロレスリング

新日本プロレスリングHPより

 最近は再ブームと言われるプロレス。自らプ女子を名乗り、イケメンレスラーを追いかけるファンを「10・9も知らないと思う」(53歳・製造)と白い目で見るファンもいるようだが、格闘技ライターの橋本宗洋氏は「それを言うと『じゃあお前は力道山を見たのか』とキリがなくなります(笑)」と諭す。 「新日本プロレスの棚橋弘至、中邑真輔らスター選手から入った後で、石井智宏らの魅力に気づいたり、DDTにも飯伏幸太を見に行き始めたら、プロレス通」(橋本氏)  さらにハマると「アングル、シュートなどの言葉を使い始め」(31歳・広告)、小さな会場にも足を運び、サムライTVに加入する。 「蕨のレッスル武闘館や、西調布格闘技アリーナ、新木場1stRINGといった数百人規模の会場に通っていたらかなりの通ですね。『南海記念診療所でガンバレ☆プロレスや我闘雲舞を見ている』となればかなりのマニアでしょう」 <知ってて当然指数> (A)棚橋弘至 プロレス界一の人気団体・新日本プロレスのスター選手。石井智宏も同団体の選手で「彼にハマったらマニア入りの可能性大」(橋本氏) (B)DDTの飯伏幸太 派手な空中技を繰り出すイケメンレスラー。新日本プロレスとDDTプロレスリングの2団体所属で、DDTではバカな試合も全力で行う。 (C)10・9 1995年10月9日に行われた新日本プロレスとUWFインターナショナルの全面戦争。伝説の試合を日付で言うのはプロレスの文化。 (D)サムライTV スカパーのプロレス・格闘技専門チャンネル。新日本プロレス以外は地上波全国放送がないため、プロレスにハマった人の多くが加入。 (E)南海記念診療所 雑居ビルの一室を利用した“日本一小さいプロレス会場”。収容人員は80人ほど。タイでも活動する団体・我闘雲舞などが使用する。 ※「知ってて当然指数」は専門家、及びマニアの方々数十人の聞き取り調査により算出……(A)知らないとバカにされるレベル (B)知ってて当然なレベル (C)けっこう通じているレベル (D)業界マニアと言っていいレベル (E)なぜそこまで知っている? ― マニア間では“知ってて当然な”用語の基礎知識【3】 ―
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