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大学入試の失敗を帳消し。「一流大学卒」になるウラ技

一流大学卒になる“ウラ技”…短大・専門学校からの編入制度が抜け道に ’14年度「学校基本調査」によれば、短大から4年制大学への編入者は4773人、専門学校からの編入は1556人。  この編入制度が一流大学への“抜け道”になることもある。試験科目は英語・小論文・面接などで一般入試より少ない。センター試験も不要、複数の国立大を受験できる。3年次から編入すれば同い年の現役生と同時に卒業できるので、大学入試の失敗も帳消しだ。  なかには、“編入予備校”のような短大もある。例えば関西のK短大は、編入対策を正規カリキュラムに組み込み、授業で試験対策ができると宣伝。予備校講師を招いて小論文や面接の特訓を行う短大も多い。九州のF短大には、編入試験の交通費を最大3万5000円まで援助する制度がある。  ’99年から、一定の要件を満たす専門学校修了者の大学編入も認められた。現在、東北大などの旧帝大、東京外国語大などの一流大学も専門学校出身者を受け入れている。これらの専門学校も、“ランクアップ”“試験科目が少ない”を売りに、入学直後から徹底した編入対策を行っている。  だが、うまい話ばかりではない。全国の大学で就職指導をしてきたコンサルタントのJ氏はこう語る。 「実は、学歴を問わない面接でも編入生は不利な場合が多いんです。大学に入って1年足らずで就活に突入しますが、試験勉強以外に面接でアピールできる話題がない」  一般入学者が大学生活を送る2年間に受験勉強をする編入は、それなりに重いハンディもある。 ― 大学が[AO入試]で狂っている! ―
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