「ヲタ芸も一緒に踊ります」イケメンなのに極度のアイドル好き…ダンス&ボーカルグループDa-iCE・工藤大輝

工藤大輝(Da-iCE)

工藤大輝(Da-iCE)

 新たなダンス&ボーカルグループのスタイルの確立を求めて2011年1月に活動を開始したDa-iCE。インディーズ時代から国内外の有名ダンサーをコリオグラファーに起用して精力的にライブを行い、2014年1月15日にメジャーデビューを果たすとヒットを連発。今年4月15日にリリースしたばかりの5thシングル『BILLION DREAMS』は、iTunesで先行配信されると、いきなりiTunesアルバムランキング1位に輝いた。飛ぶ鳥を落とす勢いのDa-iCEでリーダーを務める工藤大輝はダンス面でもグループを牽引する存在だが、実は極度のアイドル&アニメオタク。男性ダンス&ボーカルグループの一員と言うとマッチョなイメージを抱きがちだが、バリバリの超インドア派で、新作アニメのチェックに余念がなく、暇を見つけてはアイドルのライブに足を運んでいるという。

 なぜ彼はアイドルとアニメにハマったのか? その謎に迫る!

――アイドルとアニメ、先にハマったのはどちらですか。

大輝:アイドルです。入りはハロプロさんで、特に松浦亜弥さんが好きでしたね。当時、小学生でしたけどシングルは全部予約して、こっそり本屋まで写真集も買いに行きました(笑)。その頃から、そういう(オタク)気質だったんですね。

――松浦さんのどこに惹かれたんですか。

大輝:純粋に、めっちゃ可愛かったですね。あと歌が上手いじゃないですか。その後もモーニング娘。さんを含めてハロプロさんは追っていましたけど、曲の良さも大きかったですね。僕は曲作りもするので、作詞・作曲・編曲までチェックするんです。そうすると、この曲は「この人が作っていたんだ!」って発見もあるんですよね。ただ上京する前後で忙しくなって、アイドル熱は収まっていくんです。

――どうしてアイドル熱が再燃したんですか。

大輝:ある時にCDショップでPerfumeさんを試聴したんです。曲は「ビタミンドロップ」(2004年9月8日発売)だったんですけど、聴いた瞬間に衝撃を受けました。当時はテクノポップ云々ではなくて、僕はゲームが大好きだったので、ゲーム音楽に通じるものがあってカッコ良かったんですよね。それで、すごいコたちがいるなと思って。なのでアイドルとしてではなく、アーティストとして見ていた部分が大きかったかもしれないですね。

――まだPerfumeがインディーズで活動していて、一部の音楽&アイドルファン以外にしか評価されていない時期ですよね。

大輝:このまま売れないかもしれないけど、これは応援しなきゃと思って一人でライブにも行っていました。

――ちなみに大輝さんはアイドルのライブに行くとどんな感じなんですか。

大輝:僕は周りに触発されるので、周りがヲタ芸をやっていたら一緒に乗りますし、大人しい現場だと空気を読んで静かに観ます。ライブによってはペンライトやサイリウムも持って行きますよ(笑)。

――Perfumeのダンスはどのように見ていましたか。

大輝:すでに僕もダンスを始めていたので、難しい振付なのにキレイに揃っているなって感動して、より深くハマって行きました。Perfumeさんみたいに空気感まで一緒にするのは、すごく時間がかかることなんです。Da-iCEも5人で踊っていますけど、違う振付なのに揃って見えるところまでいくのには、けっこうな時間がかかりました。そこがPerfumeさんは断トツに上手かったです。

――空気感を揃えるのは練習量でどうにかなるものなんですか。

大輝:ならないと思います。過ごしている時間とか、それぞれの性格の一致とか、そういうことで空気感は揃ってくるんじゃないかなと。Da-iCEを結成して5年目ですけど、ほぼ毎日一緒に過ごしているので、自然と皆の動きは分かるようになりました。

――結成当時は空気感を揃えるのに苦労しましたか。

大輝:作って頂いた振付を吸収するだけでいっぱいいっぱいの状態で、今みたいに自分たちで「ここはこうした方がいい」とかディスカッションすることもなくて。じょじょに「ダンスに余裕が出てきている」と言われるようになったので、それだけ一緒にいる時間が必要だったんでしょうね。

――Perfumeを経て、本格的にアイドルにハマったのは何がキッカケだったんですか。

工藤大輝(Da-iCE)大輝:ももクロさんも良いなって思っていたんですけどライブに足を運ぶまでには至らなくて。Da-iCEはエイベックス所属なんですけど、とあるイベントで同じエイベックスの東京女子流と一緒になったんです。それが、すごくカッコ良くて、そこから曲を掘り出して、同じ会社ってことを抜きにしても応援したいなと思いました。女子流の楽曲の多くを松井寛さんが手掛けていますけど、Perfumeさんだったら中田ヤスタカさんみたいに、一人のクリエーターが曲の世界観を作り上げるのが好きなんですよね。

――女子流楽曲のどこに魅力を感じたんですか。

大輝:もともとファンクとかR&Bが好きだったし、松井さんの大人っぽい曲に女子流の可愛らしいボーカルってアンバランス感もいいなと。ダンス面で言うと、曲の合間のちょっとした仕種にしても、しっかりダンスのレッスンを受けていないと出せないニュアンスがあって、そこも女子流のメンバーは上手いんですよね。大人になるに従って歌もダンスも上手くなって、曲をリリースする度にビックリします。

――大輝さんと言えば、ファンの間では乃木坂46好きで知られていますが、結成当時からファンだったんですか。

大輝:それが乃木坂さんのデビュー曲「ぐるぐるカーテン」は正直ピンとこなかったんです。本格的に注目したのは「制服のマネキン」からで、曲もダンスもカッコ良くて一気にハマりました。

――その他に推しているアイドルはいますか。

大輝:でんぱ組.incさんですね。もともとチェックしていなかったんですけど、しずるの村上さんとお仕事で一緒になった時にアイドルの話になって。乃木坂さんが好きだと話したら、「すごくヤバいのいるから!」って勧められたんです。僕的に乃木坂さんは正統派のアイドル、それに対してでんぱ組.incさんはサブカル系のアイドルで、対照的なんですけどどちらも大好きでライブにも行っています。でんぱ組.incさんの楽曲はBPMの速さが尋常じゃないですけど、あれだけの勢いで来られたら乗らざるを得ないし、そういう状況を作れるのは羨ましいです。

⇒【後編】『「アニメ以外のテレビ番組は観ません」Da-iCE・工藤大輝、アニメ論を大いに語る』に続く http://nikkan-spa.jp/836686

<取材・文/猪口貴裕 写真/辰巳ちえ>

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