海外ゲームはこうして日本に上陸する!

飯塚康弘氏

飯塚康弘氏

世界中で注目されるゾンビゲームの新星『DEAD ISLAND』。その魅力をいち早く見出し、日本版のローカライズを手掛けたプロデューサー・飯塚康弘氏が仕事を語る!

◆現社長の一言でプロデューサーに!

ゾンビアクション『DEAD ISLAND』の日本版のプロデュースを担当した飯塚です。週刊SPA!10/25発売号の誌面では、“ローカライズ”という仕事の内容がテーマだったので、日刊SPA!では僕がプロデューサーになったきっかけなどを話したいと思います。

――なぜ、ゲーム業界に入ろうと思ったのでしょうか?

考えたのは、アメリカの大学へ留学していたとき。ちょうどその頃、日本では初代プレイステーションが発売されたのですが、アメリカでは未発売でした。それで僕はわざわざ日本からプレイステーションとソフト数本を持っていってアメリカの友達に自慢していたんです(笑)。そうしているうちに「やっぱりすごいな、ゲームって」と思って。日本で生まれたゲーム文化が世界に通用する。その光景を間近で見て、これはすごいことだぞと。

それで、日本に戻っていくつかのゲーム会社に願書を出して、一番最初に返答があったのがスパイクでした。一応、アートとかゲームプランニングの仕事を希望したのですが、当時の上司、今の社長に英語がしゃべれるプランナーは要らないと言われて(笑)。その代わり、君の能力を生かせる仕事があるよ、と。そこからローカライズをするプロデューサーという仕事が始まりました。

――海外とのやり取りが大変そうですね

最初の頃は、海外のメーカーにつながりもなくて、いろいろと大変でしたが、今はそれなりに実績もあるので、逆に向こうからのオファーも増えました。けれど、やっぱり自分たちが見つけて、これは面白いと思って取りに行ったゲームのほうがいいですね。熱心に売り込みが来るというのは多分どこからも声がかからなかった、ということなので(笑)。

◆いち早く声をかける これも武器のひとつ

――『DEAD ISLAND』はどのようなきっかけで持ち込んだのでしょうか?

この作品は、GDC(1年に1度、世界中のゲーム開発者が集まるイベント)で、まだコンセプトだけ発表された段階から、コンタクトを取っていました。うちの会社は、それほど大きくないのでフットワークが軽いという側面があります。アンテナを張り巡らして、どこよりも先に「君のところのゲーム、面白そうだよね」と積極的に声をかける。これはひとつの武器ですね。

その後、『DEAD ISLAND』は進展がなく、どうなるか心配していたのですが、今年の春くらいにようやくプレイすることができました。そのときはもう衝撃的。南国の楽園に血みどろのゾンビ! これはいい意味で、ひどいねと(笑)。社内的にもぜひやりたいという声が強くて、大手さんも手を挙げたようですが、まあ、僕らが最初にコンタクトしたこともあってか、どうにかうちでやらしていただくことができました。

――今後の目標を教えてください

やっぱり海外ゲームが好きな方をもっと増やしていくことですね。それがローカライズを仕事にしている僕らの使命なのかなと思っています。

【飯塚康弘氏プロフィール】
スパイク所属の海外作品のプロデューサー。かつて携わった作品は『BIOSHOCK』『Dragon Age:Origins』など多数

●楽園が突如、ゾンビパラダイスに! 生き残れるか! 『DEAD ISLAND』(PS3/Xbox 360)はただいま発売中。公式HPは、http://www.spike.co.jp/deadisland/

DEAD ISLAND01DEAD ISLAND02DEAD ISLAND03(C)Copyright 2011 and Published by Deep Silver,a division of Koch Media GmbH,Gewerbegebiet 1,6604 Höfen,Austria. Developed 2011, Techland Sp. Z o.o., Poland.
(C)Copyright 2011, Chrome Engine, Techland Sp. z o.o. All rights reserved.

取材・文/卯月 鮎

ロングヘアの女性だけじゃない!30代以上の中年男性にこそコンディショナーが必要な理由とは?

ロングヘアの女性だけじゃない!30代以上の中年男性にこそコンディショナーが必要な理由とは?
sponsored
 男性のなかでも、とりわけ髪が長くない人にはあまりなじみがないだろうコンディショナー。彼女の家にあったり、奥さんや妹などの家族が使っているから知っては…

連載

ばくち打ち/森巣博
番外編その3:「負け逃げ」の研究(21)
メンズファッションバイヤーMB
「ユニクロU」の絶対に買うべきベスト3を発表【発売前レビュー】
山田ゴメス
「紅音ほたる急逝」から真剣に考える、AV女優はなぜ短命なケースが多いのか?
オヤ充のススメ/木村和久
キャバクラか風俗か――。人生最大の問題に終止符を
フミ斎藤のプロレス講座/斎藤文彦
“レッスルマニア11”の主役はだれだ?――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第185回(1995年編)
英語力ゼロの46歳バツイチおじさんが挑む「世界一周 花嫁探しの旅
「パソコンもカメラも買い直すしかない」――46歳のバツイチおじさんはインドのシリコンバレーを目指した
原田まりる
尾崎豊で意気投合し、タクシー代がタダになった夜
大川弘一の「俺から目線」
もう、アリンコになってしまいたい――連続投資小説「おかねのかみさま」
プロギャンブラー・のぶき「人生の賭け方」
「婚活宣言」したら44歳オヤジのモテ度が100倍になった!プロギャンブラー直伝“婚勝”シリーズ第4弾
爪切男のタクシー×ハンター
ウンコを漏らした日はライディーン
フモフモ編集長の今から始める2020年東京五輪“観戦穴場競技”探訪
東京五輪でチケットなしでも“絶対生観戦できる鉄板競技”とは?
元SKE48/SDN48・手束真知子の「フリーランスアイドル論」
アイドルは私生活まで“キラキラ”してないといけないの!? 現実とのギャップに困惑
おじさんメモリアル/鈴木涼美
「顔じゃなくて知性で女を選ぶ」男の無知性
僕が旅に出る理由 in India/小橋賢児
北インド秘境で「宇宙に住んでいる」と実感した——小橋賢児・僕が旅に出る理由【最終回】

投稿受付中

バカはサイレンで泣く 投稿受付中
佐藤優の人生相談 投稿受付中