昨年12年ぶりのライブ「イルネス共和国」を開催し、大いに話題を呼んだ「極楽とんぼ」の加藤浩次が、今年もライブ「イルネス製作所～今世紀最大の発明～」を開催することがわかった。 　昨年開催した「イルネス共和国」には俳優の六角精児、「おぎやはぎ」の矢作兼、「ロバート」の秋山竜次、「平成ノブシコブシ」の吉村崇、マンボウやしろという異色のキャスチングが話題となり、前売り券が1分で完売するという“伝説”を打ち立てた。 　現在、稽古の真っ最中という加藤にライブに向けた意気込みを聞いた。 ――昨年大いに話題を集めたコントライブ、異色のキャスティングなどで大いに話題となりましたが、今年のライブの昨年との違いを教えて下さい。 加藤浩次（以下加藤）：メンバーは全く一緒でやります。「イルネス」と名前がついていますが、昨年とは世界観も全く違ったコントになっています。 ――今年も、昨年同様“異色のキャスティング”が揃いましたが、共演者個々の印象や、期待することは？ 加藤：六角精児さんはいてくださるだけで締まる存在。2回目も出演をご快諾いただいて本当に感謝しています。矢作くんは付き合いが長いので、僕のやりたいことを理解してくれていますね。ロバート秋山は、とにかくキャラクターが強いので、その辺に期待しています。吉村は、稽古場のムードメーカー。彼が去年の打ち上げで「もう一度やりましょう」と言ってくれたんですよ。え？　マンボウやしろ……彼に期待することはないですね（笑）。 ――“狂犬”と呼ばれる加藤さん、“朝の顔”とは違った、暴れっぷりがあると聞きましたが……？ 加藤：あんまりまだ言えないですが、今世紀最大の暴れっぷりを見せます。お客様、返り血を浴びないようにお気をつけてください（笑）。 ――みなさん多忙のなか、稽古の進み具合はどうですか？ 加藤：今月から稽古が始まりました。台本はまだ大枠ですが、稽古をしながらメンバーの6人と作家とで揉んでいる最中です。 ――今回の劇場が「極楽とんぼ」が最後の単独ライブを行った「東京グローブ座」ということですが、思い入れなどあるんでしょうか？ 加藤：違った形になりましたが、またここでできることは嬉しいですね……。 ――発表されたポスターに「あいつが動き出した…それが正しかったのか？　会社は間違っていたのか？　その答えが出るのはまだまだ先のことだろう。ただその夜、あいつはよく眠った。あのイルネスの夢を見て」と書いてあります。あらすじというか、サブタイトルというか、「極楽とんぼ」にとってはなんとも意味深かと……。 加藤：……。これは会場に足を運んでいただければわかります。 　不敵な笑みを湛えた極楽とんぼ加藤。ライブならではの“何か”をやらかす気は満々。今回もチケットはプラチナ、争奪戦となりそうだ。 「イルネス製作所～今世紀最大の発明～」 ■日時 7/4（土）　17:30開場　18:00開演 7/5（日）　12:30開場　13:00開演／16:30開場　17:00開演 ■出演 加藤浩次（極楽とんぼ）、六角精児、矢作兼（おぎやはぎ）、マンボウやしろ、秋山竜次（ロバート）、吉村崇（平成ノブシコブシ） ■チケット料金 S席（1階＆2階）前売り￥6,000 当日￥6,500 A席（3階）前売り￥5,000 当日￥5,500 ■チケット発売 ・ぴあ先行：受付期間 5/9（土）11:00～5/11（月）11:00 ※結果回答＝5/12（火） ・一般発売：5/16（土）10:00～ 公式ホームページ　http://illness-republic.com/ ＜取材・文／日刊SPA！取材班＞