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第7回AKB48選抜総選挙でSKE48が最多ランクイン数を記録

 6/6、福岡・ヤフオク!ドームにて、「第7回AKB48選抜総選挙」の開票イベントが行われた。速報では3年連続・指原莉乃が1位を獲得、昨年王者の渡辺麻友が3位スタート、高橋みなみ総監督の卒業前ラスト総選挙、総勢272人のメンバーが参加するなど例年にも増して予想の難しさを感じさせた今年の総選挙。最終的には、1位の栄冠は圧倒的な票数差で指原莉乃に輝いた。高橋みなみは4位に終わったが感動的な言葉を残し、前田敦子のサプライズ登場などもあり会場は多いに盛り上がった。そんななか、今年も「選挙のSKE48」が大きな存在感を示し、全グループ内で最も多いランクインメンバーを輩出した。止まらぬ選抜メンバークラスの卒業など不安を抱えながらも生え抜きで22人、移籍・兼任を含めれば総勢27人が80位以内にランクイン。 ◆7人がランクイン。新たな顔が台頭。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=867712

後列左より3人目・竹内舞、5人目・熊崎晴香、7人目・石田安奈。前列左より2人目から鎌田菜月、梅本まどか、北川綾巴、斉藤真木子

 昨年より新設された65位~80位で構成されるアップカミングガール。77位に石田安奈、76位に竹内舞、73位に熊崎晴香、70位に鎌田菜月、66位に北川綾巴と初ランクインが5人。68位の梅本まどか、65位の斉藤真木子を含めると7人がランクインする結果となった。初ランクインのなかでも北川綾巴は「もっともっと上を目指してSKE48のセンターになる」と宣言。今後の成長を期待させてくれた。

写真はアップカミングガールズのセンターになった斉藤真木子

◆ここでもSKE48旋風!7人がランクインで層の厚さを示す。

後列左より2人目・加藤るみ、右より山内鈴蘭、東李苑。前列右より惣田紗莉渚、磯原杏華、4人目・佐藤すみれ、左より3人目・後藤理沙子

 フューチャーガールズと呼ばれる49位~64位では、63位に山内鈴蘭、62位に加藤るみ、61位に東李苑、55位に惣田紗莉渚、53位に磯原杏華、52位に後藤理沙子、49位に佐藤すみれと7人がランクイン。AKB48からの移籍メンバーの山内鈴蘭と佐藤すみれは新しい土地での活躍を示すように昨年よりランクアップ。2期生で加入した加藤るみは初のランクインをし、「胸をはって岐阜(出身地)に帰ります」と喜びを表した。さらに’13 年11月の第1回AKB48グループドラフト会議でSKE48に加入することとなった惣田紗莉渚は「20歳でアイドルにしていただき、(約)1年という期間でこの順位に連れてきてくれてありがとうございます」とSKE48ファンの熱さに胸を打たれていた。

フューチャーガールズのセンターになった佐藤すみれ

◆新センターを務めたメンバーが初のランクイン!SKE48はまだまだこれからだ!

後列左より木本花音、右より2人目・宮前杏実。前列左より2人目・二村春香。

 33位~48位のメンバーからなるネクストガールズ。昨年は40位に卒業した木下有希子がランクインしファンに感動を与えたが、今年は45位にランクインした宮前杏実が、「16thシングルで北川綾巴ちゃんとセンターをやらせてもらったけど(次のシングルでは従来の松井珠理奈と松井玲奈に戻ってしまった)、またセンターに戻りたいと思ってます」とSKE48の新時代を築くべく強い思いを示し、ファンを熱くさせた。また、48位に木本花音、38位に二村春香と10代のメンバーが入り、これからのSKE48の期待値を高めてくれた。 ◆まさかの須田亜香里選抜落ちも5人がランクイン。

後列右より3人目・大場美奈。前列左より古畑奈和、3人目・大矢真那、4人目・須田亜香里、右より谷真理佳

 17位~32位でも、27位に大場美奈、24位に古畑奈和、23位に谷真理佳、20位に大矢真那と4人が自身の最高ランクを更新することに成功した。AKB48から移籍し、いまやチームKIIのリーダーを務める大場美奈は「『SKE48に来たことを後悔させないよ』ってファンの方に言ってもらって、(この順位になれて)まだまだSKE48として頑張ります」と感謝を伝えた。快進撃を続けるなか、昨年10位だった須田亜香里がまさかの選抜落ち。18位は健闘していると思えるが本人は「私は自分のクビを締める形(うざがれるキャラクターなど)でしか頑張りを示せなくて、今年は自分が全力で楽しむことができなくて、それができなかったことが、ランクが落ちてしまった原因だと思います」と涙ながらに反省の思いを口にした。順位をあげたメンバーがいるなか、ふたたび選抜入りすることは容易ではないだろうが、端のポジションから這い上がってきた彼女ならばまたその壁を突き破ってくれることだろう。 ◆SKE48からまた新たにふたりがAKB48・16人選抜の壁を超える!

世代交代の波に飲まれない先輩メンバーの意地をみせた

 選抜常連だった松井玲奈が総選挙出馬を辞退。16位以内のメンバー数を維持できるかもSKE48としては課題となっていた。そこに昨年に続き、柴田阿弥(15位)がランクイン。そして、松井玲奈と須田亜香里が選抜からいなくなった席をふたりと同い年の高柳明音(14位)、干されメンバーのカリスマとして総選挙でいままでも猛威をふるってきた松村香織(13位)が見事にランクインしてみせた。また宮澤佐江が自身最高位の8位にランクイン。  7年目の挑戦ではじめて選抜入りを果たした高柳明音は、「7年目にして選抜に入ることができました。本当に本当に本当にありがとうございます。ずっと私を支えてくれていたメンバーがいっぱい卒業しちゃって、私があまりにも泣くから心配かけちゃったんですが、『選抜穫ったよ』って笑顔で伝えられます」と晴れ晴れとした思いを伝えた。 ◆テッペンを目指す戦い。松井珠理奈が選抜総選挙を通して伝えた思い。

次への戦いはもう始まっている

「1位になりたい」。そう公言して挑んだ松井珠理奈の今年の選抜総選挙は5位という結果に終わった。松井玲奈が不出馬のなか、SKE48はテッペンを目指せるのは珠理奈ひとりという状況での選挙戦だった。彼女は「今年は1位を穫ろうねって、ファンの皆さんも声をかけてくださって、今年はいつも以上に皆さんとひとつになれたことがすごく嬉しかったです。でも、まだまだなんだって実感しました。正直言うとすごく悔しいです。だから来年総選挙があったら1位になりたいです」と思いを語った。総選挙後、戦いを終えた開放感からかバックヤードにいた松井玲奈に泣きついてしまったという松井珠理奈。しかし、彼女の気持ちは壇上での言葉通り、次に向いている。  今回ランクインしたメンバーは41hシングル内に順位グループごとの楽曲が収録される。選抜総選挙全体を通してみれば、「選挙のSKE48」を誇示する結果となった今年。その勢いを止めることなかったSKE48が、AKB48グループが変化していくなかで、これからもいろんなドラマを作ってくれることを期待したい。 <取材・文・撮影/日刊SPA!編集部 写真提供/AKS>
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