競争激化! 燃費に敏感になった2011年はどんなクルマが登場した?

今年も残すところあと1か月余り――。2011年最大の出来事といえば、なんといっても東日本大震災。地震発生当時は物流が麻痺し、食糧や飲料水をはじめとしたさまざまな物資が不足した。なかでも記者をはじめとしたクルマユーザーを悩ませたのがガソリン不足で、被災地はもちろん、首都圏でも開いているガソリンスタンドには長蛇の列が。そんな2011年はどんなクルマが登場したのか?

例えば、国内の乗用車販売台数(軽自動車を除く)で1位、2位を争う常連トヨタのプリウスとホンダのフィットからは、それぞれプリウスαフィットシャトルハイブリッドなどが登場。低燃費の代名詞ともいうべきハイブリッドカーは車種を増やし、相変わらずの人気を誇っている。

プジョー508

BMWと共同開発した1.6リッターのターボエンジンを搭載するプジョー508(374万円~)。156馬力

ちなみに、日本ではこうしたハイブリッドカーに注目が集まっているが、世界の自動車メーカーは小排気量エンジンにターボを搭載することで燃費向上を実現(ハイブリッドカーが売れているのは日本だけらしい)。今年日本に導入された輸入車も、ハッチバックのアウディA1からプジョー508クラスまで、小排気量エンジン+ターボの組み合わせが目立った。

デミオ13-SKYACTIV

高圧縮比のガソリンエンジンSKYACTIV-G1.3を搭載するデミオ13-SKYACTIV(140万円~)。84馬力

では、日本は低燃費=ハイブリッドカー一色なのかといえば実はそうでもない。マツダのデミオSKYACTIVやダイハツのミラ・イースのように、ガソリン車なのに低燃費を実現し“第3のエコカー”と呼ばれる新勢力が台頭。2011年後半のクルマ業界の話題をさらっている。

上記のうちプリウスα、508、デミオSKYACTIV、イースは、2011-2012日本カー・オブ・ザ・イヤーの10ベストカー(一次選考選出車)に選ばれた(カー・オブ・ザ・イヤー決定は12月3日)。

ところで、燃費といえば今年から新たな燃費基準が義務付けられたことも忘れてはならない(4月以降発売の新車)。従来の燃費基準10・15モードは実際のクルマの使用条件とかけ離れているため、実燃費との誤差が大きくなりがちな点が指摘されてきた。そこで新たに実際の走行パターンに近い測定法として、JC08モードのカタログ記載が義務付けられたのだ。このJC08モードは10・15モードよりも厳しい基準(実際の使用条件に近い基準)のため、10・15モードよりも1割ほど燃費が悪化する傾向にある(詳しくはこちら)。

ミラ・イース

ガソリンエンジン車なのにリッター30km。低燃費かつ低価格を実現したミラ・イース(79万5000円~)。52馬力

JC08モードで上記のクルマの燃費を見てみると、プリウスα(リッター26.2km)、フィットシャトルハイブリッド(リッター25km)、508(リッター11km)、デミオSKYACTIV(リッター25km)、イース(リッター30km)※A1は4月以前の発売のため非公開。最廉価79万5000円のイースのリッター30kmは、現行プリウス(205万円~)のリッター32.6kmに次ぐ驚異の数値! ガソリン車最強の燃費性能だ。それゆえ9月末に登場したイースは、わずか1か月で約4万台受注する大ヒット商品になっている。

震災で2011年は、よりクルマの燃費への目が厳しくなった一年だったと言えよう。来年は、いよいよリッター40kmの戦いに突入する――。

取材・文/デストロイヤー角田 写真/茂呂幸正(プジョー508)、池之平昌信(デミオSKYACTIV、ミラ・イース)

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