回数が減ったのに「ゴルフ焼け?」と聞かれたら肝臓癌かも!?

<病気の予兆を見逃すな/医学ジャーナリスト・市川純子>

 その不調は病気のサインかも!? 私たちを襲う危険な病気とその予兆を、ケーススタディで紹介します。

◆脂肪肝と肝機能障害を放置していたら肝臓癌に!

 Gさんは商社マン。働きざかりの40代前半から50代は、アジアの都市を2年おきに転々としていた。その際もGさんは、空気や食事、子どもの教育と学校、妻の親の看病のことを考えて単身赴任を選択。そのため、新しい土地に赴任するたびにしばらくは自炊をするが、慣れてくると地元の人が行く屋台でつまみを頼みながらビールを飲むという夕飯になってしまうのは、仕方がなかった。なかでも一番長く駐在したのは台北だ。繁華街の夜市は、たくさんの屋台が道路いっぱいに出て毎晩地元の人で賑わっていた。いつも行く屋台のスタッフや常連は、カタコトの日本語で声をかけてくれた。屋台料理で一番好きだったのは、クレープのような丸く焼いた卵焼きで、野菜炒めを巻いて食べる。お気に入りの屋台で、それをつまみに夕方から地元のビールを飲んでいると、ここが異国であることを忘れるほどだった。テレビの日本語放送は一局だけ。自宅に帰っても、とりたててやることもないので、いつもこの屋台で過ごしていた。居心地がよくて、ついついお酒が進んでしまっていたわけだ。たまに帰国して受ける年に一度の会社の健康診断では、脂肪肝と肝機能障害を長年指摘され続けていたものの、20代の頃のように酒が飲めなくなってきたのは、単なる歳のせいだと思い込んでいた。

 そんなGさんが、本社勤務を命じられたのは数年前のこと。商社マンは、時差のある海外とのやり取りが多いビジネスなので、帰国後、仕事やメールは朝早くから夜中まで続いた。そのため、飲みに行く日も休日のゴルフも海外時代より激減。海外赴任時代のほうが気楽で時間もあった。しかし、同僚からは「ゴルフに行って日焼けした?」と聞かれることが多い。なぜか首の横の赤い痣も消えない。しかも右肩にはいつも痛みがある。気になって健康診断を受診した際に、医師からこう告げられた。「Gさんすぐに肝臓の精密検査をしましょう」と。検査の結果、大きめの肝細胞癌と告げられた。手術をすすめられたが、その後、インターネットで切らない治療法があると知って、すぐに連絡したGさんだった。

◆5cm以上の癌も陽子線なら治療効果が期待できる

中村達也医師

 Gさんの症状について、南東北陽子線治療センター(http://www.southerntohoku-proton.com/)副センター長の中村達也医師は、再発率の高い肝細胞がんにおいて、陽子線治療のメリットを語っています。「下の写真は2年前に当センターに来られた60歳代男性です。右側腹部痛で近医受診。肝腫瘍が見つかり手術を推奨されたが陽子線を知り受診されました。腫瘍が10cm以上あり腫瘍破裂の危険があったため、まずは血管内治療を先行した後、陽子線治療を7週間の通院で治療されました。2年たった今も腫瘍の再発はなく元気に過ごしておられます」(中村医師)。

⇒【写真】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=871436

 中村医師は、「肝臓癌に対する放射線治療は5cm以下に対しては定位照射などで対応可能であるが、それ以上の場合はX線治療では難しくなります。しかし陽子線であれば5cm以上の肝臓癌に対しても治療効果が期待できるため、治療法の選択枝として挙げられます。ただし現在は先進医療のため健康保険外の治療となり南東北がん陽子線治療センターでは288万3000円の自己負担が必要となります。入院治療の場合はこれに入院費が加わります」と語っています。

【市川純子】
1961年栃木県生まれ。私鉄系広告代理店、PR 会社を経て、2004年ヘルスケア、スキンケア、栄養および食に特化したPR 会社「株式会社ジェイアンドティプランニング」を設立。20年以上ヘルスケアのビジネスをサポートすると同時に、数多くの疾病啓発や生活提案に取り組んできた。医療全般、スキンケア、栄養療法などが得意分野。製薬会社、医療機関、化粧品会社、食品会社などのクライアントを数多く受け持つ。著書に『危険な病気の意外な予兆69』(宝島社)
J&Tプランニング http://www.jtplanning.biz/
ブログ http://ameblo.jp/ebisuonnashacho/

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