サードウェーブ系カフェで「コーヒー飲めない」と激怒。流行りの店に来る“困った客”

サードウェーブ系カフェ

photo by Bellezza87(CC0 Public Domain)

 豆の栽培品種・生産方法にこだわった一杯を提供する、通称「サードウェーブ」系の店が急増中だ。

 ブームに伴い、カフェ巡りも流行しているが、「飲み過ぎた人が気持ち悪くなってしまい、店先で吐かれたことがある」と笑うのは聖地・清澄白河で店を構えるEさん。コーヒーマニアも集まるだけに、「ドリップ方法を無許可で盗撮してくる輩がいるのは困ります。空いている時に聞いてくれたら、淹れ方も教えるんですけどねぇ……」と言うが、それでもまだコーヒーを飲んでくれる客ならばマシ。困るのは流行りだから来ただけの客。

「専門店なのに、『コーヒー飲めないんだけど、ほかないの?』というお客さんが結構多い。無いと答えたら『サービス悪いわね!』と激怒されたり。焙煎機を前にして『焦げ臭い、止めて!』という方もいました……」

 こだわりの店というコンセプトが理解されず、『モーニングセットないの?』と、普通の喫茶店と間違えられるのも迷惑だという。

「豆の原産国を見て、『エチオピア、ルワンダの豆って、エボラ出血熱は大丈夫なの?』とか平気で聞いてきたり。『どうせアフリカ人から安く買い叩いているんでしょ?』と言われたときは、さすがに激怒して追い返しましたね」

 今年2月には、アメリカで大人気のコーヒーショップである「ブルーボトル」も上陸。さらなるブームの拡大が予想されるが……。

「さっそく豆を購入したお客さんから、『ちょっと、青い瓶に入ってないじゃない。何処がブルーボトルよ!』とクレームがきて、それは他社の店名ですと教えてあげました(笑)」

 名前だけが独り歩きしているサードウェーブコーヒー。気軽にコーヒー飲みたいだけなら近場の喫茶店で済ませたほうが無難かも。

 世間のブームと同時に客が増加した店舗には、その店なりに「困った客」の基準もあるようで……。

<取材・文/週刊SPA!編集部>

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