実写化されて残念だった「アニメ・漫画」ワースト10

 今年も夏ドラマの季節がやってきた。昨今は、アニメや漫画を原作としたドラマが増加傾向にあるが、今クールも例外ではない。人気漫画『デスノート』や『ど根性ガエル』(ともに日本テレビ系)、『ラーメン大好き小泉さん』(フジテレビ系)など実写ドラマ化が並ぶ。先日は、人気アニメ『あの花』(フジテレビ系)が若手俳優のキャストにより実写化されることが話題となった。

実写化されて残念だった「アニメ・漫画」 しかし、原作ファンにとって「実写化」は期待を裏切ることも多い。作品への思い入れが強いほど、当初のイメージとのギャップには怒りの声を上げたくなるだろう。もちろん実写化されたことで、原作が再評価された例は少なくない。

 今回は、20~40代の男性100人を対象に「過去に映画やドラマとして実写化されて残念だったアニメ・漫画」とその理由に関するアンケートを実施。男性に人気の作品が上位には挙がっているものの、バラエティーに富んだ結果となった。ランキングは以下の通り。

===============
●実写化されて残念だった「アニメ・漫画」ランキング

1位:ドラゴンボール……25人
1位:ルパン三世……25人
3位:地獄先生ぬ~べ~……23人
4位:こちら葛飾区亀有公園前派出所……22人
5位:あしたのジョー……19人

6位:サザエさん……18人
7位:ゴルゴ13……14人
8位:めぞん一刻……13人
9位:GTO……11人
10位:ヤッターマン……10人

11位:タッチ……7人
11位:セーラームーン……7人
13位:美味しんぼ……6人
13位:テニスの王子様……6人
13位:ブラック・ジャック……6人
13位:名探偵コナン……6人

※20~40代男性100名が回答(複数回答可)
===============

 同率で1位となったのは『ドラゴンボール』『ルパン三世』で、4人に1人が不満だと回答した。実写化でブーイングを受ける主な理由として「原作のイメージとのギャップ」が挙げられている。とりわけアクションシーンが熾烈な作品には、ファンの期待に応えるための高い演技力やCG技術などが求められる。

 どちらにも投票した回答者のコメントを見てみると「役に合ってないのに人気俳優を起用したり無理にキャラクターの性別をかえたりするのと、原作の背景を無視してたりして嫌な感じがする。制作会社も監督も人気俳優やアニメの人気だけをたよりに制作しているから、ハズレガ多い」(大阪府、44歳)、「迫力がイマイチのような気がする」(神奈川県、46歳)などの意見が寄せられた。

『週刊少年ジャンプ』で連載された鳥山明の『ドラゴンボール』は、2009年にハリウッドからの熱烈なラブコールを受けて実写映画化され、当時の最新VFXが駆使されたにもかかわらず低評価に。「ストーリーがしょぼい」(長崎県、41歳)、「原作が関係ないようなあつかいだから」(静岡県、42歳)、「別物」(東京都、46歳)、「CGが不十分だったり、キャストが悪かったり。そもそもドラゴンボールの実写なんて不可能」(大阪府、34歳)、「シナリオがダメ」(大阪府、29歳)など厳しいコメントが飛び交った。

 モンキー・パンチ原作のアクション漫画『ルパン三世』は、1974年、2014年と二度にわたって実写映画化されており、昨年の小栗旬主演映画は記憶に新しい。「出演俳優の演技力がなかった」(沖縄県、48歳)、「イメージが壊れた」(兵庫県、46歳)、「峰不二子が残念」(宮城県、48歳)、「アニメの非現実的な動きがない」(愛知県、46歳)、「登場人物の雰囲気が合っていない」(北海道、39歳)など、理想と現実のギャップを埋めるのはなかなか難しいようだ。

 一方で、今年の宝塚で舞台化された『ルパン三世』の評判がよかったのは興味深い。2016年には『るろうに剣心 ―明治剣客浪漫譚―』も宝塚でミュージカル化されることが発表されており、こちらも期待の声が大きいようだ。

 続いて3位となったのは『地獄先生ぬ~べ~』だ。昨年ドラマ化されたことで記憶に新しく、印象に残っていた人が多かったのかもしれない。「違和感があった」(愛知県、24歳)、「小学生が高校生に変わったから」(愛知県、46歳)など、原作の舞台そのものを変えることには他の実写作品にも非難の声があった。

 そして4位の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』には「あの両さんはイメージが違いすぎる」(兵庫県、47歳)、「こち亀のマンガでのぶっ飛んだ感じがよかったが、実写はショボく残念だった」(東京都、45歳)、さらに5位の『あしたのジョー』には「キャストや内容がひどすぎる。漫画の名作は実写にすべきではない」(愛知県、46歳)とのコメントが寄せられた。

 今後もアニメや漫画の実写化は続くだろう。あらかじめストーリーが用意された人気シリーズの実写化は世間の話題を呼ぶが、厳しい評価が下されるリスクも高い。ファンの期待を大きく上回る作品がこれから生まれることを期待したい。

【調査概要】
■実写化されて残念だった「アニメ・漫画」ランキング
調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2015年6月23日
有効回答者数:20~40代の男性100名

<取材・文/北村篤裕>

最強ダイエット食材・ブロッコリーが “食事の主役” になる時代!? AKB48峯岸みなみも食べてスリムに

ブロッコリー
 いま、手軽に食べられるダイエット食材としてブロッコリーが注目を集めている。きっかけは、先日のAKB48総選挙で2連覇を達成した指原莉乃が1月、プライ…

連載

ばくち打ち/森巣博
番外編その3:「負け逃げ」の研究(8)
メンズファッションバイヤーMB
梅雨シーズンの「薄毛対策」3選…茶髪、湯シャン、サプリを実践してみた
山田ゴメス
妊婦でAV出演を決めた、貧困シングルマザーの事情
オヤ充のススメ/木村和久
トレーダー目線で検証!アベノミクスは「失敗」か「失速」か
フミ斎藤のプロレス講座/斎藤文彦
忙しすぎるビンスの3つのアジェンダ――フミ斎藤のプロレス講座別冊 WWEヒストリー第120回
英語力ゼロの46歳バツイチおじさんが挑む「世界一周 花嫁探しの旅
「街の匂いもメシの味も何もかも合わない」――46歳のバツイチおじさんはスリランカに来たことを激しく後悔した
原田まりる
ファミレスで隣の席の会話に聞き耳を立てていたら、大喜利を観覧したような気分になった話
18歳女支配人・このみんの経営学「私のミカタ」/園田好
好きな女性には「きれい」と言え。
大川弘一の「俺から目線」
それでもモヤシはいやねぇ――連続投資小説「おかねのかみさま」
プロギャンブラー・のぶき「人生の賭け方」
沖縄移住を実現する7つのプラン――世界を6周半した男の大提言
フモフモ編集長の今から始める2020年東京五輪“観戦穴場競技”探訪
日本代表とレジェンドが集結してもガラガラ。東京五輪最強の穴場競技はシンクロで決定!?
おじさんメモリアル/鈴木涼美
「顔じゃなくて知性で女を選ぶ」男の無知性
僕が旅に出る理由 in India/小橋賢児
北インド秘境で「宇宙に住んでいる」と実感した――小橋賢児・僕が旅に出る理由【最終回】

投稿受付中

バカはサイレンで泣く 投稿受付中
佐藤優の人生相談 投稿受付中