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「国民的アニソン」を一番魅力的に歌えるアイドルは? 全国から174組が参加!

 秋の行楽も真っ盛りだったシルバーウィークの9月22日。全国各地からのUターンラッシュがピークになっていたが、そのなかには、ひときわ熱い思いを持って東京へ向かう集団も混ざっていた。
国民的アニメソング・カバー・コンテスト「愛踊祭(あいどるまつり)2015」

決勝会場の様子

 この日、東京ドームシティホールでは国民的アニメソング・カバー・コンテスト「愛踊祭(あいどるまつり)2015」の最終審査が行われていた。これは全国各地で“ご当地アイドル”として活動するグループを集め、日本一のアイドルを選ぶというコンテストだ。各グループは、日本人ならば誰もがよく知る国民的なアイドルソングを「課題曲」として披露。そのパフォーマンスをジャッジし、優勝者が選ばれる仕組みになっている。  実はこのイベント、今年4月からウェブ上で予選が行われていた。まずは全国からエントリーした174組が「魔法使いサリー」を課題曲にした1次予選を行い、その次には「一休さん」を課題曲にしたエリア代表予選を実施。この日は、それら予選で多くの得票数を得たファイナリストたちが東京に集結し、「天使たちのガチバドル」(MCの綾小路翔)が行われたという格好なのだ。 【ファイナリスト9組】 ◆ミルクス(北海道エリア代表) ◆りんご娘(東北エリア代表) ◆水戸ご当地アイドル(仮)(北関東エリア代表) ◆柊木りお(南関東エリア代表) ◆おやゆびプリンセス(北陸甲信越エリア代表) ◆アイドル教室(東海エリア代表) ◆OSAKA BB WAVE(関西エリア代表) ◆SPL∞ASH(中国・四国エリア代表) ◆ヒペリカムでは ありません。(九州・沖縄エリア代表) ⇒【写真】はコチラ nikkan-spa.jp/?attachment_id=944590  また、ご当地アイドルと同時に、彼女たちのファンたちも遠路はるばる最終審査会場に駆けつけていた。北は北海道から南は沖縄まで、“おらが街のヒロイン”を応援すべく全国から集まったファンたち。この決勝大会では、審査員と会場に集まったファンの投票によって優勝者が決まるとあって、早くも会場は熱気ムンムンだ。
国民的アニメソング・カバー・コンテスト「愛踊祭(あいどるまつり)2015」

MCの2人と審査員たち

 さて、まずはMCを務めるヒャダイン&綾小路翔がステージに現れ、さらにアンバサダーに就任しているアンジェルムとでんぱ組inc.が登場。それに続いて9つのグループが次々に客席を駆け抜けながらステージに上がってくる。  そこからはまさに、各グループによる、一世一代のパフォーマンスの応酬だ。それぞれが自分たちの持ち歌1曲と、課題曲2曲を続けざまに披露。まずはトップバッターのヒペリカムでは ありません。(九州・沖縄エリア代表)が、スピーディー×激しいダンスで会場を持ち上げる。サポーターとして九州から駆け付けたファンは「最高です。(彼女たちは)けっこうバカなところがあるんですが、僕たちにいつも勇気や笑いを与えてくれる」と、晴れの舞台に感動したのか、涙ぐみながら話していた。  また、他がグループで参加するなか、唯一のピン・アイドルとして参加した柊木りお(南関東エリア代表)は会場のオーディエンスを上手く巻き込んで、ステージの広さを感じさせない圧巻のパフォーマンス。会場には両親も駆け付けおり、MCにマイクを向けらてコメント求められると「娘より自分のほうが緊張した」と話していた。  ちなみに、決勝ではそれぞれがオリジナル曲だけでなく、2つの課題曲も披露するので「歌が上手いのはココ」「ダンスがすごいのはココ」「盛り上げ上手なのはココ」と、それぞれの持ち味が分かりやすいレギュレーションだと言えそう。会場のファンたちは一人が6組のグループを「良かった」と投票する仕組みになっているので、自分たちの地元のグループ以外にどこを選ぶかが、勝敗の決め手になるのだ。
国民的アニメソング・カバー・コンテスト「愛踊祭(あいどるまつり)2015」

優勝したミルクス

 果たして、そんなハイレベルな勝負を制したのは……、ミルクス(北海道エリア代表)だった。あまりの出来事に「めっちゃ……うれじいです。ああぁぁぁ」と、ヘンな顔になりながら喜びのコメントを発したミルクスのメンバーたち。彼女たちには副賞として『ミュージックるTV』(テレビ朝日)への出演権も与えられた。今後は地元だけでなく、全国区での飛躍も期待大。全国ネットでその姿を見る日も近い? <取材・文/日刊SPA!取材班>
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