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高橋みなみらAKB48グループ90人の朗読劇『アドレナリンの夜』が開幕。期待は“女優”小嶋陽菜!?

 AKB48グループのメンバー総勢90名による朗読劇『アドレナリンの夜』が6日、東京・Zeppブルーシアター六本木にて開幕し、AKB48の高橋みなみ、西野未姫、谷口めぐ、NMB48の小谷里歩、HKT48の森保まどかの5人と総合演出を手がける映画監督の堤幸彦氏がゲネプロに参加した。舞台は13日までの全18公演。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=955220
AKB48 アドレナリンの夜

朗読劇『アドレナリンの夜』が6日に開幕し、初日の舞台にはAKB48の高橋みなみ、谷口めぐ、西野未姫、NMB48の小谷里歩、HKT48の森保まどかの5人が出演した

 本作は、ラジオドラマとして人気を博した秋元康総合Pのホラー短編集『アドレナリンの夜』が舞台化されたもの。映像の魔術師と呼ばれる堤幸彦の演出により、AKB48と姉妹グループのメンバー90名が日替わりで5名ずつホラーに挑戦する。オリジナルのストーリーを加え、映像ギミックとリーディングのコラボレーションによって、何気ない日常にひそむ恐怖がリアルに再現されている。
AKB48 アドレナリンの夜

AKB48劇場10周年となる12月8日にグループを卒業する“たかみな”こと総監督の高橋みなみ

 舞台セットには除霊のお札が貼られるなど、演出はおどろおどろしい雰囲気だ。「わりと霊が見えるほう」だと話す総監督の高橋は「リハーサルのときに音響トラブルでジョジョジョと鳴ったので、堤さんに『(霊が)来たよ、来てるよ』とビビらされました。本番でもああいうことになったら普通の顔をしていないといけないので、幽霊の方にもぜひ朗読劇を(静かに)見てほしい」と念押しした。  劇場10周年の12月8日に卒業を控えた高橋は「舞台経験がないので、すごく緊張しています。卒業まで2か月の今、初めて挑戦することに出会えてよかった。一回限りの本番で千秋楽でもあるので、失敗したら一生引きずるぞという気持ちもあるし、気を引き締めてやっていきたい」と笑顔を見せた。  HKT48の“クールビューティー”森保まどかは舞台を目前に初告白も。「わたし実は今まで、わたしなんかがと思って言わなかったんですけど、女優さんになりたいと思っています。この舞台で色々なことを勉強して吸収していきたい」と口にし、今後演じてみたい役について「不良を演じてみたい。落ち着いて見られることが多いので、自分と反対の役をやってみたい」と意気込んだ。  NMB48の小谷は「京都出身なので、標準語のイントネーションが大変難しい」と戸惑いつつ、恐怖演出について「そもそも怖いものが嫌いなんです。見本のDVDも怖くて5秒で電源を落としてしまい、家族で見ました。他のメンバーを見ようと客席に座ったけど怖すぎて5秒で会場を出ました。壁をぶち壊しまくって本番を迎えたい。恐竜が好きなので、将来は恐竜に育てられたい」と口にすると、堤氏は「興味深い。恐竜映画の話がきたら考えましょう」と微笑んでいた。  AKB48を象徴するメンバーが卒業していく過渡期の今、次世代を担う若手メンバーとして期待を寄せられている西野未姫と谷口めぐも、今回の朗読劇と今後について本音をポロリ。グループのリアクション女王である西野は「わたしも本当に怖いのが苦手で、ステージを見た瞬間に『あっ、これは怖くて絶対に泣いてしまうんじゃないか』と思うくらい怖かったんですけど、お客さんにも怖さを伝えたいので、自分がビビらないように頑張りたいです。わたしはいつも、ちょっと変わった役を演じることが多くて、笑いをとる側が多いので、ちゃんとした正統派な、綺麗な制服を着た女の子も演じてみたいです」とコメント。  続く谷口も「わたしは滑舌が悪いのがコンプレックスで、本番で噛んでしまったら演出がぜんぶ崩れてしまうので、家でずっと練習していました。本番のセットを見た瞬間にすごく怖くて、舞台に圧倒されちゃったんですけど、怖さに負けないでみなさんを怖がらせられるように堂々と朗読したいと思います。舞台の『マジすか学園』ではアメリカンな感じのおかしなキャラを演じたし、ドラマではクールなヤンキー役をやらせてもらっているので、今度は自分の性格と似た女の子を演じてみたい」と思わずニッコリ。 AKB48 アドレナリンの夜 そして朗読劇での注目メンバーを聞かれた高橋は「ぜひ若手のメンバーには注目してほしいですけど、まあ、小嶋陽菜さん。気持ちを込めて本を読むとかできないんじゃないかという心配はあります。最後にやってしまうんじゃないか」と不安を見せつつも「10年やっている1期生として、もしかしたら“女優”小嶋陽菜が見られるじゃないかと楽しみにしています」と親友への期待を寄せた。  台本を持ちながらの朗読となるため小谷は「本が重くて、20代のわたしとたかみなさんだけがすでに筋肉痛です。さっきお茶を飲もうとしたら、手が震えました」と予期せぬ敵の存在を告白。二人が台本を持ちながら演技することに対して「意外に本を持つのが大変」や「肩が凝る」と口にするも、10代の3人からは「全然そんなことないですよ」という声があり、報道陣の笑いを誘っていた。  堤氏は「大変面白い怖い原作ですので、かなり恐ろしいものを提供できると思う」と自信の一言。バイオリニストの生演奏などの演出もあると明かし「あっと驚く舞台を作っていけたら」と力強くアピールした。高橋が言う「バラバラで、脈絡のないメンバー5人」が、思わぬ化学反応を魅せてくれるかもしれない。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=955192 ●AKB48 リーディングシアター『アドレナリンの夜』 http://www.nelke.co.jp/stage/ADRENALINE/ <取材・文/北村篤裕 撮影/西田周平(24dakun)>
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アドレナリンの夜

「AKBホラーナイト アドレナリンの夜」原作本

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