カップ麺&袋麺が3倍旨くなる「ちょい足しレシピ」
サラリーマンや独身男性の小腹を満たし、時には主食にもなるカップラーメンや袋麺などの即席麺。毎週のように新商品が登場しているのだが、「所詮はカップラーメン。いくら新しい味が出てもさすがに飽きる」という声は多い。どうにかしてカップラーメンを飽きずに楽しむ術はないのか……というのは、サラリーマンや独身男性にとって意外に大きな悩みである。そこで今回はちょい足しで即席麺を旨くする方法を聞いてみた。
●魚粉
昨今流行りの魚介系ラーメンは、カップラーメンでも数多く発売されている。中には有名店の味をそのまま再現したものの数多くリリースされている。
「ガッツリ魚介を効かせて欲しいから、スーパーで買った魚粉を足してます。会社の冷蔵庫に入れておけばそんなに匂わないし、味噌汁に入れても風味が増すから便利です」(30代・会社員男性)
特に相性がいいのはシンプルな醤油ラーメンだとか。豚骨系のカップラーメンに入れると魚介豚骨になり、奥行きのある味になるのだとか。最近では、カップラーメンや即席麺用に入れるちょい足し用の魚粉も発売されており、魚介系ラーメンの人気の高さが伺える。
●あおさ海苔
「普通の板海苔じゃなくて、乾燥したあおさ海苔を入れると磯の香りがフワッとしてカップラーメン特有のしつこさがなくなって美味しいですよ」
と教えてくれたのは、20代のOL。彼女はお寿司屋さんの海苔汁にヒントを得て、ラーメンに入れるようになったという。あおさ海苔は普通の板海苔よりも香りが強く、ハラリと溶けるようにスープに馴染んでいくのが特徴。
「相性がいいのは塩ラーメンですね。家でごはん作るのが面倒くさい時なんかは、サッポロ一番の塩ラーメンにたっぷりのあおさ海苔と刻んだネギ、胡麻と胡麻油を入れて食べたりしてます」
ちなみに最後、残ったスープにごはんを入れると満腹仕様になるんだとか。
●お酢(タバスコ)
「半分はそのまま食べて、最後の半分はお酢をサッと一回しかけて食べると味がしまって美味しくなるし、後味もサッパリします」
教えてくれた30代の主婦によれば、お酢は万能調味料だという。
「醤油でも塩でも、味噌でも、豚骨でも、どんなラーメンでも〆にちょっと入れれば途端に味が締まります。即席麺は化学調味料がたくさん入っているので、お酢を入れることでいつまでも続いてしまう濃厚な後味をサッパリさせることができるんだと思います。また、酸味に辛さがプラスされているタバスコも同じような効果がありますね。タバスコはカップ焼きそばと相性が抜群ですよ」
なんとなく盲点だったお酢。健康にも良さそうなので、ぜひ試してみては。
●カレー粉
あらゆるものと相性が良いと言っても過言ではないカレー味。言わずもがなグンと旨さがアップするようだ。
「カレーは味噌ラーメンと塩ラーメンと相性がすこぶるいいんだ。味噌ラーメンなら気持ち多め、塩ラーメンなら軽めにコショウの変わりくらいな感じで。いろんな種類のカレー粉が売ってるけど、僕のオススメはSB食品の赤い色したちっさい缶のカレー粉。あれは日本人好みの味で落ち着くんだよね~」
と、カレー粉の魅力を語ってくれたのは、40代の会社員男性。さらに彼は驚くべきカスタマイズを施すという。
「味噌ラーメンにカレー粉を少し多めに入れて、粉チーズをどっさりぶっかける。これでチーズカレー味噌ラーメンの出来上がり! ごはんが進む一杯になることは間違いなし!」
確かに旨そうだが、確実に太りそうな気も……。
●パクチー&ナンプラー
タイ料理好きの30代女性に教えてもらったのは、エスニックな一杯に変身させる裏技だ。
「パクチーとナンプラーを塩ラーメンに入れると、本当に最高! 一味唐辛子とお酢を少し入れたら、完全にタイ料理になりますよ。パクチーはできれば生のパクチーがいいですが、なければ乾燥したものや冷凍したものでもいいです」
タイ料理など、エスニックな味が好きな方には特にオススメだというが、ここまでくるとちょい足しの域を超えてしまうような気も……。
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