【許されないビジネスマナー】仕事の遅刻や欠席をLINEで、携帯の着信を折り返さない…etc.

ビジネスマナーとは時代に合わせて変遷していくもの。35~45歳の会社員300人(メーカー、金融、ITの各業界より100人ずつ)を対象に、いまどきの「ビジネスマナー感覚」を探ってみた。自分の中では「まったく問題ない」と思えた行為が、他人の目には「社会人失格」と映ることもある。あなたは一線を踏み越えていないだろうか……!?

ビジネスマナー「遅レス、ノーレス」は問答無用でNG★『ホウレンソウ』のビジネスマナー[許さない!]の新基準・調査結果
※回答者300人中、NG判定者が66%以上=「超キケン」、50~65%=「キケン」、49%以下=「セーフ」

【超キケン】
・社外の人との打ち合わせで、遅刻や欠席をSNSやLINEで知らせる 87%
・携帯電話に着信があったのに折り返さない(留守電あり) 84%
・メールで頼みごと→相手から断られたら、そのまま返信しない 80%
・職場への遅刻や欠勤を、SNSやLINEで知らせる 76%
・真夜中や土日に仕事のメールやメッセージを送る(vs.社外の人間) 73%
・職場で近くの席にいる相手に対して、口頭ではなくメールで連絡 72%
・携帯電話に着信が2回あったのに折り返さない 72%
・真夜中や土日に仕事のメールやメッセージを送る(vs.職場の人間) 67%

【セーフ】
・社外の人に対して、メールではなく電話メインで連絡を取ろうとする 39%
・お知らせの一斉メール(転職、アドレス変更など)に返事をしない 20%

◆遅レス、ノーレスは問答無用でNG

「超キケン」判定のオンパレードとなった「ホウレンソウ」のマナー違反。「携帯に着信があったのに折り返さない」は、着信の回数や留守電の有無にかかわらず、すべてNG。「ちょっとかけ直す手間すら惜しまれているのかと思うと腹が立つ」(41歳・電器)。

遅刻や欠席をSMSやLINEで知らせる だが、それらにも増して不評だったのが「遅刻や欠席を(直電ではなく)SNSやLINEで知らせる」というもの。電車が遅れそうなときなど、つい車内に遠慮してやってしまいがちだが、「すごくカジュアルに遅刻されている感じ。焦っている様子を伝えたいのか、メールでは使わない『!!』を多用してくるのも小芝居じみていてイラッ」(42歳・損保)と不評。

 昨今、仕事のやりとりでLINEを使うことも増えてきたが、「そこそこ返事や結論に時間がかかるような案件をLINEで送ってくるのはやめてくれ」(35歳・化粧品)とのクレームも。「既読」をつけてしまった! 早く返事しなければ!と、相手に余計なプレッシャーを与えるのはやはりマナー違反。ビジネスシーンでのLINEは簡単な業務連絡のみの利用に留めたい。

 気をつけたいのは、頼みごとのメールに対して返事をもらったときに、もらいっぱなしで返信しないという行為。相手からもらったのが「断り」のメールだった場合、「これにて用件終了」と思ってしまう人は少なくないが、「返事をくれたことに対する礼」を忘れるな。

 一方の「セーフ」判定は「社外の人に対して電話メインで連絡を取る」。「メールで済む用件をわざわざ電話してくるヤツはウザい」(37歳・SE)という意見もあるが、「ウザい」は必ずしもマナー違反ではないという点を心に留めたい。

●業界別比較……IT業界はマナーよりも効率重視
「近くの席にいる相手に口頭ではなくメールで連絡」は、普通に考えれば「直接話すのを面倒くさがってる」と捉えられかねず、メーカーと金融では“超キケン”判定。一方、ITでは「なんなら隣の席のヤツにだってメールする」(40歳・プログラマー)と、「真夜中や土日に仕事のメール」と共にセーフ判定。効率を最優先した職場環境が浮き彫りに。

取材・文/SPA!ビジネスマナー研究班 アンケート協力/エコンテ

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