恋愛・結婚

女子から「女友達を紹介してもらう」ときに成功率を上げる方法

―[山田ゴメス]―
 皆さま、ごきげんいかがでしょう? 「ゴメス記者」こと山田ゴメスです。いきなりだが、今日は「男女の出会い」についてのお話をしてみたい。とりあえずは『日刊SPA!』男子読者のキミに抜き打ちテスト! [問題] Q.仮に、アナタに「気兼ねなくなんでも言える女子友だち」がいたとします。そして、現在彼女がいないアナタは、その女子友に「誰かイイ子、紹介してよ~」と頼み込み、友だち思いのその女子友は、アナタのワガママを快諾。「イイ子」とアナタが二人っきりで会う具体的な日程までもセッティングしてくれました。 ワガママを快諾してくれた女子友だち さて。その女子友には、どういった「アナタを賞賛する言葉」を「イイ子」に前フリしてもらうのが正しいでしょう? 下記から選んでください。 (1)いいヒト推し (2)金持ち推し (3)すごいヒト推し (4)やさしいヒト推し (5)面白いヒト推し (6)グルメ推し (7)趣味推し (8)ゲイ推し (9)結婚願望強いヒト推し (10)イケメン推し [回答と解説] 「下に行くほど成功率は高くなる」が正解。では、その理由について、ひとつ一つ述べていきましょう。 (1)いいヒト推し:成功率10% 「いいヒト」ほど曖昧で投げやりな推し文句はありません。おそらくアナタの女子友がイイ子にLINEなどで送った「むっちゃいいヒトだから」の文面は「お世話になっております」程度の社交辞令文として、あっさりスルーされていることでしょう。 (2)金持ち推し:成功率20%  一見、成功率が高そうではありますが、実際はさほどの効果を望めません。彼氏対象よりは「カモ」として扱われる危険性が大と予測される鬼門の推し文句です。 (3)すごいヒト推し:成功率30% 「ウチの会社で営業成績一番のヒトだから」などといった推し文句は、そのイイ子が「ウチの会社」に所属していないかぎり、どうだっていい話です。たとえ、運良くそのイイ子がそこに興味を示したところで、興味本位でしかアナタとは接してくれません。ちなみに昔、私のある女子友が「リリー○ランキーかゴメスかってくらいすごいヒトだから!」という触れこみで、その彼女の親友女子を私に紹介してくれたことがありますが、結局は「今度リ○ーさんに合わせてくださいよ~」で会話が終始してしまった苦い経験があります。 (4)やさしいヒト推し:成功率40%  一見、「いいヒト」と同じくらい捉えどころのない抽象的な推し文句ではありますが、昔も今も女子は「やさしい」という形容詞には、わりと弱いようです。少なくとも「リリーフラ○キーかゴメスか」よりは全然マシなのではないでしょうか。 (5)面白いヒト推し:成功率50% 「いいヒト」「やさしいヒト」よりは、アナタの人物像が比較的具体化される推し文句です。ただし、アナタとそのイイ子の「面白いのツボ」がズレていたり、アナタが本当は根本的に面白くないヒトだったりすれば、目も当てられません。 (6)グルメ推し:成功率60% 「このヒトとデートすれば、いろんな美味しいお店に連れて行ってくれそう…」と「金持ち推し」よりはカモ度が薄くなるのがポイントです。そして、アナタが連れて行ったお店を、もしそのイイ子が本気で気に入ってくれたなら、以降の性交率、いや成功率はぐんとアップします。「舌が合う合わない」は男女の相性において、意外と重要だったりするので……。 (7)趣味推し:成功率70%  私にかぎって言えば、そのイイ子がマイハッピとマイメガフォンを持っているクラスの熱烈な阪神ファンだったり、スコアをつけられるクラスの野球好きだったりしたら、初対面でも盛り上がること間違いなし! ただ、個人的には「趣味が合う」より「舌が合う」ほうが、カップルとしての持久力は長いような気がします。 (8)ゲイ推し:成功率80% 「ゲイ」という嗜好への関心と安心感で、たいがいの女子が抱く「初対面の異性に対する警戒心や緊張感」を劇的に下げる効果があります。問題はアナタが彼女のことを真剣に気に入ってしまった場合ですが、そのときは「よくゲイだって勘違いされるけど、じつはボク…ノンケなんだよね」と告白してしまえば済む話です。 (9)結婚願望強いヒト推し:成功率80%  あくまで相手が結婚願望の強い女性限定ではありますが、そういう女性は「遊び人」を極度に嫌う傾向があります。逆にアナタが「結婚願望の強いヒト」であることがそのイイ子に伝われば、それがアナタの「真面目さ・誠実さ」のアピールへと繋がります。ある意味「ゲイ推し」とは正反対の戦略ですが、その効果は同程度だと言えましょう。 結婚願望強いヒト推しは成功率80%(10)イケメン推し:成功率90%  まだ、おたがいの情報がなにもない男女が対面するのに「容姿」ほど絶対的な決め手となる要素はありません。おそらく、すでにアナタの女子友は「むっちゃイケメンだから」と、そのイイ子にアナタの写メくらいLINEしているのは間違いなく、そこで「むっちゃタイプ!」なんてことになったら、勝ち戦はほぼ確定です。アナタが顔だけの能なしだったり、アナタの写メが修正しすぎの盛りすぎでホンモノのとギャップが激しすぎだったり……と不安要素は10%以下といったところでしょう。  以上、少しでも参考にしていただければ幸いだ。 <文/山田ゴメス> 【山田ゴメス】 山田ゴメス山田ゴメス1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。また『解決!ナイナイアンサー』のクセ者相談員の一人でもある。日刊SPA!ではブログ「50にして未だ不惑に到らず!」(https://nikkan-spa.jp/gomesu)も配信中。著書『クレヨンしんちゃん たのしいお仕事図鑑』(双葉社)も好評発売中!
―[山田ゴメス]―
大阪府生まれ。年齢非公開。関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション・学年誌・音楽&美術評論・人工衛星・AI、さらには漫画原作…まで、記名・無記名、紙・ネットを問わず、偏った幅広さを持ち味としながら、草野球をこよなく愛し、年間80試合以上に出場するライター兼コラムニスト&イラストレーターであり、「ネットニュースパトローラー(NNP)」の肩書きも併せ持つ。『「モテ」と「非モテ」の脳科学~おじさんの恋はなぜ報われないのか~』(ワニブックスPLUS新書)ほか、著書は覆面のものを含めると50冊を超える。保有資格は「HSP(ハイリー・センシテブ・パーソンズ)カウンセラー」「温泉マイスター」「合コンマスター」など
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