【インタビュー】辻村深月(作家)

直木賞は、到着点ではなく出発点 短編集『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞を受賞した作家の辻村深月。「普通であることがコンプレックス」だった少女は、いつしか普通であることを武器に作家としての言葉を手に入れた。「バッドエンドがほとんどない」という作風で知られてきた彼女が、受賞作を通じて得た新境地とは――。
  • 表紙の人/

    横野すみれ
2012.10.29