「そうなんだぁ、ウケる~(音符) テヘペロ(ハートマーク)」なんてローラのマネをする若いキャバ嬢に苦笑い。言葉が詰まってしまうテキサスです。
そのうち、説教とかし始めるのかな……と、年々広がるキャバ嬢との年齢差を肌で感じつつ、それでも会話を盛り上げようと努力する。カラオケで『Choo Choo TRAIN』を歌えば、「EXILEカッコいいよね」と言われ、とてもZOOとは言えない雰囲気に。これが年を取るということか。
そんな時に思い出すのが、半年ほど前に訪れた小熟女パブ。小熟女とは人生が熟れた女性のこと。バツイチや派遣切りに遭い再就職先がないなどワケありの女性が多く、色濃い人生を送ってきたからこその包容力が魅力的なお店だった。
やはり33歳になった今、こうした熟女系キャバクラのほうが落ち着くのだろうか。奇しくも、現在は熟女キャバクラブームだとか。
「各地の繁華街を中心に、30歳以上の女性が働けるお店が増えています。好景気の名残を経験した女性たちが、下がり続ける給料を補填するために、夜の高収入バイトをするケースが増えていますね」(キャバクラ関係者)
そこでテキサス愛用の「ナイスタ」で検索したところ、大宮駅前に熟女系のお店が6~7軒集中する「熟女ストリート」のあることが判明。今回は、そこで酒を一献傾けながら、30歳以上の女を堪能してみることにした。
アラサー女性たちが集うキャバクラ!
◆同い年だからこそ会話も弾むアラサー
しかし、いざ「熟女」となると30代前半の男にはハードルが高いもの。年配の女性と会話が嚙み合わないかもしれないと尻込みしてしまう。そんな人のために、ここ大宮熟女ストリートには「アラサーキャバクラ」なるものが存在する。それがアラサー女性ばかりを集めた「美女CLUB AROUND30」だ。
「若いコにはマネできない、内面からの色気が私たちにはあると思うの。実は、最近まで婚活していたんだけど、誰もこの色気に気づいてくれないんですよね。だから婚活は諦めて、キャバクラで働いちゃっているんです」
そう話すのは、同店で働くはなさん。テキサスと同い年であるため、盛り上がる話題に共通点は多い。若すぎず熟れすぎず、気を使わない会話を堪能できるのは、アラサーキャバ嬢の最大の魅力と言えるだろう。
また、はなさんのように婚活を半ば諦めた女性も多く、妙に吹っ切れた明るい雰囲気を持つ女性であるのも特徴。世の腫れ物的アラサー女性とは違い、気を使う必要もないので、楽しく酒を飲むことができるのだ。
「美女CLUB AROUND30」
小娘と熟女の間に位置するアラサー女性が多数在籍
住:埼玉県さいたま市大宮区仲町1-77-2 アンバー大宮ビル201
電:048-644-7477 20時~ラスト
休:日曜・祝日
料:60分5000円~、指名料2000円
http://nightstyle.jp/around30/
ナイスタのDAY割はオールタイム50分4000円
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テキサス 「女のコとの会話は最高の前戯」がモットー。趣味は年間50回ほど行くキャバクラとFX
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