泡盛を飲んでハメをはずせ!南国沖縄の夜は春でもアツかった!

沖縄

市場内の露店はアジアのような雰囲気。地元の人が集うスナックなどが密集してる

 テキサスがススキノで思う存分、楽しんできた話を聞かされて刺激を受けたわけではないが、北の大地に対抗して飛行機に飛び乗って向かったのは日本の最南端・沖縄。南国特有の夜遊びを、現地に移住したエロ本時代のM先輩に案内してもらった。

 最初に連れていかれたのは栄町。ここは知る人ぞ知る、裏風俗街だったのだが、摘発によってほとんどの裏風俗が壊滅。だが、スナックなどの飲み屋、栄町市場の中には小料理屋がひしめいており、新宿・ゴールデン街のような、那覇の呑ん兵衛スポットである。雰囲気は抜群なのだが……。

「ボッタクリってワケじゃないけど、スナックなんかだと、たまに“ナイチャー(本土の人)価格”を提示する店もあるから、ちょっと注意が必要かもね。観光客には栄町市場の中にある飲み屋さんがオススメだよ」

 とM先輩。観光地ではよくある“現地価格”が存在しているようだ。とはいえ、その土地の人(基本的には女)とふれ合いたいのは旅人の本望。はやる気持ちを抑えるべく、おでん屋でオリオンビール引っかけながら夜の作戦を練ったのであった。

ウチナー娘のガソリンは薄く作った泡盛の水割り

CLUB GORILLA

右からエリちゃん、マミちゃん、ミカちゃん


 オリオンビールでエンジンがかかった我々一行が向かったのは、那覇最大の歓楽街・松山。目指すは地元でも評判の高級クラブGORILLAだ。出迎えたのは和服姿が似合う生粋のウチナンチューのエリちゃんとミカちゃん、そして大阪からやってきてそのまま沖縄に居着いてしまったマミちゃん。

 まずは一緒に乾杯しましょうと促すと、人数分の泡盛の水割りを作り、乾杯と言った口が渇かぬ間にグラスが空いてハイテンション。この道に入ったきっかけを聞くと、「なんでかね~。やっぱりシマー(泡盛)が好きだからよ~」

 とエリちゃんの沖縄訛りが、俺は今、沖縄にいるんだ!という気持ちを強くさせてくれる。それにしてもグイグイと、よくもそんなに飲めるもんだと感心していると、

「泡盛は薄く水で割って、何杯も飲むのが沖縄の人の飲み方なわけさ。内地の人はよくロックで飲むけど、ロックで飲んだらすぐに酔っ払って、もったいないさ~」

 とすっかり沖縄訛りになったマミちゃんから沖縄流の飲み方を伝授された。沖縄の人は酒に強いというのは先入観で、実は飲み方がうまかったのである。

【後編】に続く⇒

【CLUB GORILLA】
CLUB GORILLA沖縄県那覇市松山1-14-10 クィーンズビル1F 
電:098-862-0412 
営:20時~翌1時半 
休:日・祝 
ボトル制はテーブルチャージ1人5000円、ミネラルウォーター1000円、サービス料5%、ボトルキープ3000円 
時間制は2人以上だと60分1人5000円、1人だと60分1万円

テポドン エロ系実話誌などで修羅場をくぐったロクデナシがSPA!流の夜遊びに突撃!
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