深海・歌舞伎町で見つけた珍キャバで「あまロス」を克服する【後編】

←【前編】はコチラ

「怪獣?」「海獣?」見たのはハイカラ人魚?

Kaijyu-Zukan

シャンパンが大好きな梨那ちゃん(左・26歳)と由珠ちゃん(21歳)

 波に揺れる昆布のように雑踏を縫っていると「Kaijyu-Zukan」なるキャバの看板が。「怪獣?」「海獣?」お目見えするのはヒバゴンかジュゴンか。人魚のモデル、ジュゴンなら三途の川の人魚だろう。

 さまざまな想像を巡らせ扉を開ける。「いらっしゃいませ~!」。目の前に現れたのは2人のマーメイド、梨那ちゃんと由珠ちゃんだ。

「お客さんにはよく『なんだ! ちゃんとしたキャバで、怪獣じゃないじゃん!』と言われて複雑な気分になるの」と笑う梨那ちゃん。「飲むのが大好きで、12時すぎにはもうベロベロ。“怪獣”になっちゃうの」と妖しい視線を送る由珠ちゃんにも釘付けだ。

 深海のようにシックな店内で「琥珀色の酒」を呷り『ゴーストバスターズ』を熱唱した俺。

 もう朝に起きる必要はない。このまま飲もうと決心した夜だった。

【Kaijyu-Zukan】
新宿区歌舞伎町1-2-13 新光ビル5F
電:03-5285-6776
営:20時~ラスト
休:日
料:6000円~(初回/60分税サ込み)
「SPA!見た」で焼酎ボトルサービス!

協力/O氏(夜遊びガイド) 撮影/村上庄吾 渡辺秀之

苫米地 某実話誌で裏風俗潜入記者として足掛け5年。新天地でヌキを封印。好きなタイプは人妻
苫米地の他の記事