第二十二夜 【前編】

お色気&バカ度の高い多種多様な
ゲームを楽しめる面白ガールズバー

【担当記者:ナカソネ】

 王様ゲームにNo.1ゲーム。R30世代の僕らにとって、合コンを盛り上げるためにこれらのゲームは欠かせないものでした。飛び交う一気コールの回数と比例して強度を上げる一体感。しかし最近、これらのアトラクションに乗ってくれる女子が激減。ゆとり世代の若い女のコは飲まされることを警戒するんでしょうか。「王様ゲームでもしない?」とでも言った日には、『ロンドンハーツ』を目の敵にするPTAみたいにブーイングの嵐ですもん。終電よりもさらに早い終バスで帰宅されますもん。規制だらけのテレビ番組と一緒で、がんじがらめじゃ全然盛り上がらないYO! 常々そう思っていたナカソネですが、女のコとゲームが楽しめるガールズバーを新宿・歌舞伎町で発見。早速行ってみることにしました。チョリーッス!

■R30。もう一度、ゲームをしたくて……歌舞伎町

 受付で入場料を払うと、50、100、200と書かれたコインが渡されます。パンキ通貨なる、ココでしか使えないコイン。席に座ると、カウンターの上に乗せられた女のコの御足が目の前に。スケルトン仕様のヒールに50Pのコインを入れてゲームがスタートです。

yoru22_1.jpg

まずは、糸電話で官能小説を朗読するという『耳元エクスタシー』。小学生だったあの日、鼻水たらして糸電話を作っていた僕としましては、さすがにこんな再会は予想だにしてなかったっす。

 辛抱たまらず250Pコインを追加して、『お口でエクスタシー』をセレクト。眼下でバナナを舐められると、優越感と背徳感が妙に交差します。

官能小説を朗読する
乙女の囁きを耳元で
space.gif 股間部でバナナ用意!
美女と目が合い発射!
yoru22_2.jpg yoru22_3.jpg
★耳元エクスタシー
寝る前に母親が読んでくれたグリム童話を思い出しつつも、糸電話から聞こえる囁きはフランス書院。郷愁とリビドーが入り交じる”のぼり棒的興奮”が妙にそそられる。パンキ通貨50P
★お口でエクスタシー
バナナに生クリームをトッピング。ひざまづいて、こっちを見ながらナメナメ。力が入り過ぎてバナナがポッキン。「中折れしちゃダメ」とは上目遣いの梨緒ちゃんでした。パンキ通貨250P

次に、ダントツ人気を誇る『ペロペロ手袋』に移行すると、薄いビニール手袋を装着。「空気が入らないようにね。漏れちゃったら大変だから♪」(みやちゃん)と、優しくたしなめながら、僕のお手手をペロペロ。うんうん、よくぞ思いついたねこのゲーム!

手袋を舐めるだけでも人気No.1ゲーム!

yoru22_4.jpg

★ペロペロ手袋
薄いゴム手袋に塗りたくった生クリームを女のコが丁寧にペロペロ。
「数あるゲームのなかでも一番人気!」(なごみちゃん/写真左)とか。
これぞ”エロオモロイ”の極み。パンキ通貨250P

 ほかにも、70種類以上の面白ゲームが存在するこのお店。そのほとんどが、女のコ自らが考案したものだから、心から一緒に楽しんでくれます。お客さんのアイデアによるオリジナルゲームも即興で作れるから、その数は無限大! まさに進化する面白ガールズバー、いや、新感覚の”お茶屋遊び”と言っても過言ではないのです。大人の社交場でお触り厳禁ですよ!

「ウチのゲームはエロが3割でバカが7割。お客さんがバカになれば、もっとすごいゲームができるかも」(NIKOちゃん)

撮影/菊竹 規

ナカソネ 毎晩六本木に群がる元ギャル男。電子辞書は英語とスペイン語を搭載。夢は国際結婚。世界一の美女を探す旅に出るため、第七十八夜にて俺の夜チームから脱退
ナカソネの他の記事