ランパブ人気が再沸騰!? 清く正しい嗜み方を学ぶ

 キラキラドレスに巻き髪。それなりに着飾った小娘たちとの不毛な会話と引き換えに、ただただドリンクを奢る。ダブルスコアはあろうかという年の差。LINEを交換し、スタンプでプリミティブな“会話”を試みても、既読の文字はいつしか灯らなくなり……。

 都内のキャバに飽き、遠征した立川の1500円キャバは阿鼻叫喚のありさま。後悔の念を募らせていると夜遊びガイドO氏が言う。「都内ではランパブが人気復活の兆しです。ハジけ系もあり、しっとり系もあり、キャバクラ並みの値段で楽しめるんですよ」

 会話が進まずとも視覚で楽しめる。ずいぶんと気弱になったものだと自分を責めつつ、最初に訪れたのは池袋。前身の店を含めるとこの地で20年の老舗、「MOMOKO」で清く正しいランパブ道をご教授いただくことにした。

スラリとした太腿。白い胸とお尻が揺れる

MOMOKO

左からリリーちゃん(23歳・Dカップ)、まりあちゃん(20歳・Eカップ)、あやかちゃん(24歳・Dカップ)。全員下着は自前だとか

 店に入ると、闊歩する下着姿の娘、娘、娘。あるコは黒のレース、あるコはTバック、うなだれていた頭が持ち上がる。

MOMOKO

若いコとの会話に困り、すかさずカップ数を聞いてしまうのはオヤジの哀しい性

「いらっしゃいませ~! 失礼しま~す!!」。挨拶もそこそこにスラリと伸びた両の脚を俺の太腿に絡ませてきたのはまりあちゃん(20歳)。「これがウチの接客スタイルですよ!」と大きな瞳で見つめてくる。たしかに周りを見ればほの暗い照明に白く浮かぶ無数のナマ脚。Eカップという胸が肘に当たり、否応なく酒が進む。喜色満面で水割りを飲んでいると突如暗転。激しいダンスビートに変わり、女のコはいわゆるダッコちゃんスタイルに……。至福の時はあっという間。火照った体を冷やすため、再び夜の街へ出た。

【後編】に続く⇒

MOMOKO【MOMOKO】
豊島区東池袋1-13-9 B1
電:03-3590-7375
営:19時~ラスト
休:なし
料:50分1セット5800円(19時~19時30分)、6800円(19時30分~21時)、7800円(21時~ラスト)、税+サ(20%)●サンシャイン60通り沿い

苫米地 某実話誌で裏風俗潜入記者として足掛け5年。新天地でヌキを封印。好きなタイプは人妻
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