第五十四夜【前編】

ひと晩に3軒のキャバクラをハシゴする観光バスが運行中

【担当記者:テキサス】

リーマン・ショックで大損害を被ったにも関わらず、再びFXをスタート。少しでもキャバクラ資金を捻出しようと、果敢な取引に挑んでいるが損失は膨らむばかり。

 そんな下落続きの人生でも「サラリーマンって大変ですね。だって、リーマン・ショックって”サラリーマン・ショック”のことでしょ?」なんてキャバ嬢の言葉に癒される、キャバクラが唯一の気分転換法のテキサスです。

 人生が上手くいかないときほど、気分転換は必要。gooランキングによれば、モチベーションをあげる方法として「仲間と飲みに行く」「旅行する」は、常に上位にランクインしている。テキサスの場合、キャバクラ遊びがダントツ1位だが、たまには「旅行する」のもいいかもしれない。

 そこで、今回は10月から運行をスタートさせたキャバクラとプチ旅行気分が同時に楽しめる”バス☆キャバ”なるツアーに参加。都内のキャバクラを観光バスで巡る、夢の旅に出てみた。

移動中もキャバ嬢が座席について接客!

 集合場所に指定されたのは、東京駅八重洲口。地方へ向かう深夜高速バスの中に、ひと際目立つド派手な文字で”バス☆キャバ”と書かれた観光バスを発見。周囲の好奇な視線が気になりつつも、バスガイドに案内されて乗り込むと、車内にはドレス姿のキャバ嬢たちがすでにスタンバイしていた。

 ここで、まずツアーのシステムを説明しよう。東京駅を出発した後、キャバクラ3店舗を4時間半かけてハシゴする。移動中も各店舗のキャバ嬢が前乗りし、ボックスシートに改装された座席で接客。店に着くまでの間、バスは移動型キャバクラに様変わりするというわけだ。

 この日の運行スケジュールは、赤坂→六本木→渋谷の順。東京駅でスタンバイしていたのは、最初の目的地である赤坂「クラブダズル」のキャバ嬢たちだ。

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キャバ嬢と一緒に夢のバスツアーへ出発

撮影/西田 航

テキサス 「女のコとの会話は最高の前戯」がモットー。趣味は年間50回ほど行くキャバクラとFX
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