戦う女と飲める店

キャットファイトにハマった後は、
いっしょに飲めるバーへGO!

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 先日、苫米地先輩と話していると「数年前にキャットファイトブームがあったんだよ」との話題が。なんでも当時は”アングラ感たっぷり”だったそうですが、最近ではわりと大きな会場でも行われている様子。触発されたスパムは早速、会場である「新木場1stリング」に行ってみました。すると中では、制服や下着、競泳水着の女のコが組んずほぐれつし、「ブラ外せ!」「触んじゃねえよ!」と奇声を上げているではないですか!

イベントを主催する「キャット・パニック・エンターテインメント(CPE)」はキャットファイト界のメジャーな団体。素人だけでなく、グラビアアイドルやAV女優も戦いを繰り広げています。基本、試合は股を開かせたままフォールする「股裂き3カウント」で勝敗を決しますが、「追い剝ぎマッチ」では相手を全裸にさせたほうが勝ちとのこと。ムリヤリ服を剝がされ、引っ張られたパンツが食い込み、負けたほうは涙を流す。終盤には観客に水鉄砲が配られ、リングへ水攻撃が! ビショ濡れになりながらも狂乱する女ファイターに、大興奮するスパムでした。

 以来、すっかりキャットファイトの虜になったスパム。いろいろ調べてみると、キャットファイターが一日店長をするバーがあるという……。行くしかありません。

 場所は新宿・歌舞伎町。このお店「スタンリークラブ」はオーナーが現役プロレスラーで、月に1、2回ほどCPE所属のキャットファイターが来るイベントを開催しています。この日はシャッターチャンスわかさんと夢子さんが働き、店内には数人の”熱狂的ファン”なお客さんの姿も。カウンター席につき、イベント以来聞きたかった質問をぶつけてみました。

スタンリークラブ

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現役プロレスラー・佐野直さんが営むお店。わかさん(右)、夢子さん(左)らキャットファイターがランダム来店するイベントは月1・2回ほど開催。詳しくは
http://stanley-club.com/top.htm

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■俺の夜 百二十二夜 前編

撮影/渡辺秀之

スパム 主に池袋界隈に出没。重度のタイツフェチで、レギンスに対しては反対の姿勢をとる
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