新橋が危険エリアに!忘年会客を狙うボッタクリ事情。現役風俗嬢による一掃キャンペーンも
忘年会シーズンの時期、トラブルが絶えないのがキャバクラや風俗のぼったくり被害だが、ここ数年は、新宿や池袋などの繁華街ではぼったくり被害の警戒・見回りが強化されていることもあり、その被害はピーク時より減少していると言われる。
ボッタクリの種類は大きく2種類に分かれる。スナックやガールズバーなどサラリーマン数人組を狙った古典的なものと、居酒屋を利用しようとする団体客を狙った若者キャッチによるものだ。
特に、新宿区では後者への対策が進みつつある。新宿駅南口から東口にかけては、ぼったくり被害を防ぐキャンペーンソング嘉門達夫氏が歌う「ぼったくりイヤイヤ音頭」が流れている。その歌詞は「生ビールを注文したらやってきたのは発泡酒」「皿に残ったエビフライ 次の客に出す」「特別料金知らぬ間に上乗せされていた」など、かなりリアルな体験談をもとにつくられている。
自治体が本腰を入れて対策に乗り出すぼったくり被害だが、決して街からなくなったわけではない。新宿や池袋の監視が強まっている影響で、今年はその舞台が新橋エリアに移動しつつあるというのだ。事実、今年10月には新橋の中国系のスナックで泥酔客がキャストからクレジットカードを不正に使用される被害が数件発生している。
こうした新橋エリアのぼったくり被害を防止すべく、今月初旬には、人気オナクラ店の「かりんと」(http://akakari10.com/)の現役風俗嬢4名と風俗口コミサイト「kaku-butsu」(http://fuzoku.sod.co.jp/)のスタッフが合同で新橋駅前で啓発運動を実施。
駅前のSL広場や繁華街で「一掃キャンペーン」を行った。内容はぼったくり被害を防ぐたすきをかけて街中のゴミ拾いをして「一掃」するというもの。
1時間ほど駅前の繁華街をまわっただけで、タバコの吸い殻や空き缶がドッサリ。一掃された繁華街のゴミのように、ボッタクリ被害も一掃されてほしいものである。
年末、夜遊びを楽しみにしているSPA!読者も、酔っ払った勢いでぼったくりキャッチに引っかからないように注意してほしい。 <取材・文/日刊SPA!取材班 撮影/我妻慶一>



現役手コキ嬢が新橋を「一掃」!

- 右から、りこちゃん、すみれちゃん、さやちゃん、あゆちゃん
- りこちゃん(かりんと赤坂店)
- あゆちゃん(かりんと赤坂店)
- さやちゃん(かりんと神田店・赤坂店)
【関連キーワードから記事を探す】
ウォッカと謎の錠剤を「コレあげる~♡」。昏睡強盗パブに記者が潜入、潰れた白人客が連れ去られた先は…
日本初のタワマンに住む70代は「一生モノの買い物と思ったのに…」。各地で“老朽化”が進むタワマンに住民が悲鳴
外国人観光客が日本で“ぼったくり”被害に。SNSで「避けるべき観光地」と悪名高いのは
「長期的に少しずつぼったくる」オタクに優しくなくなった秋葉原の今。コンカフェで“年収2000万円”稼ぐキャストも
「金のネックレスを売っているお店に連れていき…」歌舞伎町で増加する“新たなぼったくりの手口”
年忘れの乱痴気騒ぎ?! あの「あやまんJAPAN」の衝撃の忘年会に潜入!
「若者は飲みに行かない」は大間違い。“急に誘われる”のが嫌なだけ
忘年会で女性からウザがられる男の飲み方、一杯目ビールの評判は…――仰天ニュース・忘年会トップ3
忘年会シーズン「飲み会で女性陣から好感を得られている男性」に共通している5つの特徴――仰天ニュース・忘年会トップ3
“転職を決意した”悪夢の会社忘年会…酒はピッチャーで一気、全員とキス、骨折する人も――仰天ニュース・忘年会トップ3