雑学

ぐうたら記者が1日5分で8キロやせた方法


床に両肘とつま先をつけ、体を一直線に保つ。このままの姿勢で30秒間停止。写真は『読む筋トレ』より

「一日30秒でいい」とはキツネにつままれたような気分だが、確かにそれくらいならぐうたら人間の俺にもできそう。というわけで実際に試してみることに。この「アブアイソメトリック」というトレーニング、右の写真にあるポーズを30秒間とるだけでお腹全体を効果的に引き締めると同時に、背中や腰部分のコアマッスルを鍛えられるという。この記事を読んでいる読者の方々も、是非一度、PCを離れて試してほしい。簡単そうに見えるが、かなりの負荷を感じるはずだ。


「これから筋トレを始める方は、『もっと他にもいろいろ試したい』と当然思うでしょうが、その気持ちをグッとガマンして、まずはこの“一日30秒”のトレーニングを継続してください」とのことなので、最初の2週間、これだけを毎日続けてみることに。腹筋は持久力の高い筋肉なので、毎日行っても問題ないとのことだ。


6月7日現在の記者の写真。この時点で体重は8Kg減の74kg。腰回りがキツキツではけなかったズボンもスルリと入るように

 2週間、たいしたストレスもなく毎日30秒続けた結果、明確な体重減はないが、明らかに見た目に変化が起きる。プヨプヨだったお腹に軽く筋肉のしこりが感じられ、縦に一本スジが入っているのだ。成功が実感できれば変わっていく自分を見るのが楽しくなってくる。著書に書いてある“一日5分”のトレーニングメニューも、「続ける」ということが習慣化されたおかげで、「朝、歯磨きをする」のと同じ感覚で苦もなく続けられる。メニューはすべて、自宅で器材を使わずにできるものばかりなので、「ジムに行く」という煩わしさも皆無だ。

 毎日5分のメニューを繰り返すこと半年。

 驚くなかれ、記者の体重は8kgほど減った(82kg→74kg)。昨年夏の写真と現在の写真を見比べていただければ、引き締まり具合も一目瞭然ではなかろうか。特に食事制限をしたわけでもなく、ライフワークのスナック通いを週3回維持しているにもかかわらずだ。

 そして、見た目だけでなく考え方にも変化が起きた。「継続すれば変われるという自信」がそうさせるのか、「体が引き締まることに快感を覚えた」せいか、最近では週1、2回程度だがランニングも始めることに! これも筋トレと同様、続けるたびに距離もタイムも上がってくることが楽しくて仕方がない。これは“プラスの相乗効果”というべきか、今年の秋にはハーフマラソンにもエントリーする予定だ。

 行動を習慣化する、効果の出るプロセスを知る。たったそれだけのことで人は変われるということを痛感した。継続することを自分に課すのではなく、継続するための考え方を知る――肉体改造を成功させるコツは思考法を変えることにあったようだ。

取材・文/スギナミ



『読む筋トレ』
(森 俊憲・著 扶桑社新書 本体700円+税)
時間対効果の高い独自の筋トレ方法と、楽しく継続するための思考法を「読む」だけで習得できる

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