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顔が雑菌まみれに…“おしぼりで顔を拭く”は危険だった!?

机に素手でおしぼりを広げる居酒屋も

 業者への管理は徹底されている。洗濯して使い回す「貸おしぼり」には衛生面で厳しい基準があり、変色や異臭がないことはもちろん、大腸菌群、黄色ブドウ球菌が検出されず、1枚あたりの一般細菌数が10万個を超えないことが望ましいなどの衛生基準が、厚労省の「環境衛生指導基準157号」で定められている。この指導基準に合格した工場から厳格に管理・出荷されており、品質をクリアした貸おしぼりの包装フィルムには「衛生マーク」の使用が認められるのだ。  だが、業者の徹底した管理もムダになる場合がある。飲食店の大半が衛生管理を徹底するなか、焼き鳥系の居酒屋で働いた経験のある女性は、衛生面の杜撰さに驚いたと話す。 「わたしが働いていた居酒屋では、おしぼりを加温かごにキッチリ詰めるために、バイトにおしぼりを素手で机の上で広げさせて、巻き直してぎちぎちに詰めていました。雑菌が繁殖しておしぼりが臭うなんてことがあったら、いくら料理が美味しくてもお店の評判はよくならないですよね」(20代・居酒屋アルバイト)  次は韓国の事例だが、過去にソウル市内の飲食店54か所のおしぼり・ウェットティッシュを調べた結果、6割を超える34か所から許容値を超える各種有害物質が検出されたことがある。ひどいところでは許容基準値の880倍を超える一般細菌が検出され、こうした問題を補完するために使用される使い捨てウェットティッシュからは、おしぼり以上に細菌が繁殖していることが確認された。  おしぼりの衛生管理は、どのようにするのが適切なのだろうか?
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介護現場でもおしぼりは雑菌まみれに
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