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ビンス無罪“ステロイド裁判”エピソード13=“ビンスの秘書”エミリー ――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第166回

 マクデビット弁護士は、ファインバーグ氏の“立場”を糾弾した。 ――あなたは検察側に雇われた証人ですね。いちばん最初に接触を試みたのはあなたですか、それともFBIですか。 「わたしの弁護士が『通報すべきだ』とアドバイスしてくれました」 ――FBI捜査官との面会は? 「1992年の冬から。じっさいに会ったのは5回。電話は15回くらい。ザホリアン医師の事件がニュースになったとき、ビンスから『保管しておいてくれないか』と頼まれたため、わたしはオフィスの冷蔵庫に入っていたステロイドのボトルを家に持ち帰りました。1992年11月にそのボトルを証拠として捜査官に渡しました」  ファインバーグ氏は、公判前日にもFBI捜査官との約40分間の“想定問答”の練習をおこなっていた。(つづく)
斎藤文彦

斎藤文彦

※この連載は月~金で毎日更新されます 文/斎藤文彦 イラスト/おはつ ※斎藤文彦さんへの質問メールは、こちら(https://nikkan-spa.jp/inquiry)に! 件名に「フミ斎藤のプロレス講座」と書いたうえで、お送りください。
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