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“レッスルマニア11”の主役はだれだ?――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第185回(1995年編)

 第1試合ではデイビーボーイ・スミス&レックス・ルーガーがイライ&ジェイコブのザ・ブルー・ブラザース(ブルース・ブラザース)を一蹴。ほんの1年まえまでは“次期WWE世界王者最有力候補”といわれていたルーガーは、いつのまにかその番付が“前座”に降格していた。  第2試合のインターコンチネンタル選手権は、挑戦者のレーザー・ラモン(スコット・ホール)が王者ジェフ・ジャレットを反則勝ちで下したが、タイトルマッチ・ルールで王座の移動は認められなかった。  この試合にはR・ラモンのセコンドして123キッド(ショーン・ウォルトマン)が、ジャレットのセコンドとしてローディー(ブライアン・アームストロング=BG・ジェームス)がそれぞれリングサイドにから試合に介入。因縁ドラマはラモン&キッド対ジャレット&ローディーのタッグマッチへと移行した。  第3試合にラインナップされたアンダーテイカー対キングコング・バンディは、明らかなミス・マッチングによる凡戦に終わった。MLBアメリカン・リーグの名物アンパイヤ、ラリー・ヤング氏が特別レフェリーとしてこの試合を裁いたが、やはり、“レッスルマニア”にはこういったゲスト・セレブリティーの存在は欠かせないのだろう。
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K・バンディは大物ヒールだが…
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