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なんでも野球で例える…20代OLが困惑するオッサンたちの会話術

「ようするにオマエはうちのチームの孫悟飯なわけ。俺はピッコロな」

 若者がわからないアニメで例える…20%  35歳~40歳の青春を語るうえで外せないのが週刊少年ジャンプに連載されていた『ドラゴンボール』。

「ドラゴンボール超」公式サイトより

「7つのドラゴンボールを集めると神龍が現れ願いが叶う」「主人公・孫悟飯が超サイヤ人になり圧倒的なパワーを発揮する」といったファンタジー要素は、当時の男子の心を鷲掴みにした。だが、アニメ放送開始から30年経った今でも、いまだにそれを何かと例に出すおっさんがいる。 「孫悟空の子どもが孫悟飯、孫が孫悟天」などキャラクターの多さも相まって、20代の若者にとってはドラゴンボールの例え話をされると、かなりの事前知識を要求される。 「部署が異動することになり、以前働いた上司と再び一緒になることになったんです。そこで挨拶に向かったんですが、開口一番『お前、まだこの部署のことわかってないだろ?お前は幼少期の孫悟飯なんだよ。で、俺はピッコロな。1年間はみっちり修行してやるよ』と微笑みながらドラゴンボールのストーリーと同じように例えてきました。もちろん私は苦笑いです」(27歳・編集) 「『魔人ブウはいろんなキャラを食べてたじゃん?つまり吸収してたってことじゃん。仕事ってそういうものだよ?おまえは俺からなにを吸収してるの?』と詰められたけど、キャラがよくわからないのでその場でスマホを出してググったら怒られた。事前説明もなく例えるんじゃねーよ!」(26歳・IT営業)

「遊戯と城之内の関係みたいにやってこうぜ」

 比較的マニアックなアニメ作品で例える…6%  ドラゴンボールはいわゆる「おっさん世代」が愛するマンガだった。だが、その一つあとの世代が愛したマンガ『遊☆戯☆王』でも例える事例も報告されている。 「マンガ・アニメに造詣が深い40歳手前の上司と2人でデザインを担当しているのですが、ここ一番頑張らなければならない時、『進みが遅い項目があったらすぐ俺に言えよ。遊戯と城之内の関係みたいにやってこうぜ』と言われたときはただただ戸惑いました。とりあえず“互いに信頼し合える親友”という意味合いらしいです…」(26歳・デザイナー)  また、懐かしのこんな漫画を出す事例も。 「『爆走兄弟レッツ&ゴーにアメリカ代表のアストロレンジャーズっていうチームが出てきたのね。そのチームってのは本当にすごいんだよ。テクノロジーの力で勝ちに行くわけ。いま世界で起きてるのってそういうことだよ。こっちは根性とか人海戦術で乗り切ろうとしても、そういうのは古いの。シリコンバレーに勝つには彼らがやってることを日本で先行して始めるか、優秀なエンジニアを持ってくるかのどちらしかないんだよ』というセリフを聞いて思ったのは、その漫画の例え話いらなくない?ってこと。好きな漫画の話についつい持っていくクセのある社長は話が長くなるし、オタクだし、苦手です」(25歳・IT)  普段、相手と仲の良い関係を作り上げているのならば、例え話もコミュニケーションを円滑にするために一役買うが、そうでもないならば閉口されるのがいいオチだ。  ドラゴンボールの例などは、同世代では多くの人が読んでいることもあり、調子に乗ったはずみで言ってしまう可能性も十分にあるが、若者を対象に話すときにはなるべく気持ちを戒めるようにしたほうがよいかもしれない。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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