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最終目標は「キリスト教同盟」!?…トランプがロシアとの蜜月を望む本当の理由

 選挙戦の“共謀”が事実だとするなら、ロシア側はなぜトランプ大統領に肩入れするのか、またトランプ大統領はなぜロシアと緊密な関係をとりたがっているのか。ベンジャミン・フルフォード氏は、その背景にある知られざる事実をこう説明する。 「ロシア側は原油安やクリミア紛争による経済制裁解除を解決するため、アメリカの力が必要で、トランプ側もロシアがISを退治してくれれば、米国へのテロの脅威は減る――巷間、二者の思惑はこう語られていますが、実はもっと別の目論見がある。それは、トランプが“最終的な目標“と考える『キリスト教同盟(白人国家同盟)』の樹立です。アメリカとロシア、ヨーロッパの国々がキリスト教を共通の価値観にして手を結び、急成長するアジア圏や、人口が急増しているイスラム教国に対抗しようというもの。この構想をトランプが大統領選中からプーチンに持ちかけ、プーチンも同意したといいます。2016年12月、ローマ・カトリック教会とロシア正教会は、東西教会分裂以降、1000年ぶりに法王と総主教が会談を果たしましたが、私はこれも同連合結成への布石と見ている」  トランプ大統領自身は長老派教会のプロテスタントで、選挙では多くの中間層クリスチャンが彼を支持した。また、最近ではシリア難民問題において、迫害されているキリスト教徒を優先的に受け入れ、優遇すると言ったこともある。トランプ大統領の目指す理想郷は、白人のキリスト教徒による世界支配があるのかもしれない。
トランプ政権を操る[黒い人脈]図鑑

フルフォード氏の最新刊となる『トランプ政権を操る[黒い人脈]図鑑』

 トランプ大統領と閣僚、そして側近たちは何を考え、アメリカや世界をどうしたいのか。『トランプ政権を操る[黒い人脈]図鑑』では、閣僚・補佐官全35人の経歴・繋がりから、政権の裏にいる団体・組織をカラー図解で徹底的に解説している。同書を読めば、アメリカがどこへ向かっているか、見えてくるだろう。 <取材/日刊SPA!取材班>
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トランプ政権を操る[黒い人脈]図鑑

豊富な写真と図解でわかりやすくアメリカの“今”がわかる!

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