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キラキラネーム化する激辛つけ麺メニュー名。“灼熱”と“極限”はどれほど辛い?

“灼熱”つけ麺の“極限”はどれだけ辛い?

 普通、飲食店などで激辛メニューというと唐辛子のみを使用した料理の場合も多いが、単に攻撃的に辛いだけではなくコクのある絶妙な味わいが魅力。それぞれの辛さが織りなすこの旨みこそが「灼熱」の醍醐味で、多くの人がリピーターとなる秘密のようである。比較的辛いのが大丈夫な取材班は、つけ麺とまぜそばのどちらも「極限」で注文したが、両方とも美味しく食べられた(「まぜそば」は2~3辛くらいでもよかったが…)。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1352887

「「灼熱」は本当に激辛となっております」との注意書きが

スープの海苔の上に魚粉のかわりにのっているのが「灼熱スパイス」、麺につけるスープの量を変えられるので、「まぜそば」より気軽に挑戦しやすいかも(左が極限、右が1辛)

「極限」の「灼熱まぜそば」。社内の試食会などでは「蒙古タンメン中本の北極より辛いかも」という話もあったそう

 食べているうちにまさに玉のような汗が噴き出したが、激辛料理やスパイス料理の特有の、ランニングでもしたかのような爽快感が食後に感じられた。「つけ麺」はうだるような暑さで食欲がわかないという日も、食指が動きやすくがっつりと食べやすい。また、新発売の「まぜそば」はスープがない分、つけ麺よりストレートに辛さが伝わり、より辛さがアップした一品で、これまたリピーターが続出する予感。

「灼熱まぜそば」は“あつもり”にするとより辛さが引き立つ。ファンの間ではスープ割りで飲み干す人もいるというから恐ろしい

 どちらのメニューも辛さのレベルは、「1辛・2辛・3辛・極限」の4種類。“灼熱つけ麺”の辛さMAXが“極限”。辛さのインフレ化が進んだ結果、メニュー名も辛さの程度も、まるでキラキラネームのように一言で辛さの程度が想像できなくなってしまっている。  初めての場合、辛いのが苦手な人でも美味しく食べられる1辛から段階的に挑戦するのがやはりオススメだ。我こそはという辛党は、ぜひとも一度「極限」に挑戦してみてほしい。 <取材・文/伊藤 綾>
1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、マイナビニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催。X(旧Twitter):@tsuitachiii
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