ホテルビュッフェを限界以上に楽しむコツ 「入り口からビュッフェ台が見える店」を選べ
「デザートビュッフェでも、京王プラザホテル『オールデイダイニング〈樹林〉』が、今秋は『不思議の国のアリス』を題材に美しい菓子を提供。テーマ性の高いものが増えています」
では、そのホテルビュッフェを思う存分、楽しむためには?
「多種類を少しずつ、皿に盛りましょう。山盛りで取って食べると、すぐ満腹になってしまいます」
ゆえに「同行者に自らの分も取ってきてもらう」も絶対にNG。
「『前菜→主菜→デザート』と、自分でコースを考えます。ホテルのフルコースが高いことを考えると、この食べ方は、かなりお得です」
また「座る席も、ビュッフェ台から少し離れているほうがいい」という東龍氏。全体が見渡せるためメニューが把握でき、寛げる場合も多い。では、優良なホテルビュッフェを見抜くコツは?
「入り口からビュッフェ台が見えるのは、ホテルの自信の表れ。ビュッフェ台のまわりも清潔で、良い店であることが多いです。また、混雑度にも注目。満席でなく、そこそこ混んでいるくらいのほうがいいでしょう。料理の回転が速いうえに、ゆっくりできます」
「ホテルビュッフェは、未知なる料理と出合える場」と言う東龍氏。
ホテルのレストランでコースやアラカルトでは躊躇する品も、ビュッフェなら気軽に試せるからだ。
「ただ腹を満たすだけなら、牛丼をかき込むのと同じ。ホテルに行くなら、少しずつ多種類を味わってみるべきですよ」
ホテルビュッフェを楽しむには、食への好奇心こそが必要なのだ。
★東龍氏が伝授! ホテルビュッフェを限界以上に楽しむコツ
一、ビュッフェ台から少し離れて座る
一、自分の中でコースの展開を考える
一、入り口からビュッフェ台が見える店を選ぶ
【グルメジャーナリスト 東龍氏】
約3500軒の店を食べ歩く。『TVチャンピオン』(テレビ東京)の「食べ放題通選手権」にて’02年と’07年に優勝。「一般社団法人 日本ブッフェ協会」の代表理事でもある
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●第一ホテル東京・世界バイキング「エトワール」
【営業時間】ランチ:11:30~15:00 ディナー:17:30~21:00(土日祝17:00~21:00)※いずれも2時間制
【料金】ランチ:大人 平日3500円 土日祝4000円
ディナー:大人 平日5800円 土日祝6300円(ソフトドリンクバー付き)
小学生・園児(4歳以上)料金設定あり※税サ込み
●ホテルニューオータニ「VIEW & DINING THE Sky」
【営業時間】昼:11:30~15:00(L.O.14:30)、夜:17:30~21:30(L.O.21:00)
〈繁忙日は昼・夜とも2部制〉※2部制実施日は要・問い合わせ
【料金】平日:ランチビュッフェ大人5500円(子供3500円。土日祝は大人6500円、子供4000円)
ディナービュッフェ大人8500円(子供5500円。土日祝は大人9500円、子供6000円)※税サ別
●京王プラザホテル スイーツブッフェ「鏡の国のスイーツパーティ」
アリスにインスパイアされて誕生した、自慢のスイーツ約30種以上が食べ放題。しかもドリンク付き。
【期間】2018年1月31日(水)まで ※1月1日(月・祝)~1月5日(金)は除外日となります。
【営業時間】15:00~17:30(L.O.17:00)
【料金】大人3800円、小人2600円 ※ドリンク付き
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