カーライフ

物流や観光需要が急増するなかドライバー不足問題を解決するために必要なこと

UDトラックス

UDトラックスの大型トラック「クオン」

大型トラック&トレーラーが過酷なサーキットを駆け抜ける!

 まず富士スピードウェイで試乗したのが、UDトラックスの大型トラック「クオン」。’17年に13年ぶりのフルモデルチェンジを行い2代目となった新型は、直列6気筒11リッターの直噴ディーゼルターボエンジンを搭載する。ミッションは前進12速/後退2速の12速AT。もちろん6速/7速MTモデルもある。エンジンは、1100~1500回転あたりまでの大型車が多用する領域のパワー&トルクを重視した特性で、20トンのボディをグイグイ引っ張る。重い積荷を積載した状態でのコーナリング性能も軽快だった。  さらにクオンには、トレーラーを引っ張ったセミトラクター仕様にもスポーツランドSUGOで試乗した。ここは長い下り坂の先に鋭角な右コーナーへと続く通称“馬の背コーナー”が有名で、ブレーキに過酷なサーキットでも知られている。一般的な大型商用車が“プシュー”と音を立てるエア方式のドラムブレーキを採用するなか、クオンは全車に乗用車と同じディスクブレーキを搭載。サーキットでも、重量に負けないブレーキ力があることを実感できた。
UDトラックス

物流業の現場で活躍する大型トラックやトレーラーを牽引するトラクターヘッドは、いわゆるプロフェッショナルドライバーが運転する乗り物で、大型一種のほかにトレーラーであれば、別途けん引免許も必要になる

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12速ATなのにシフトノブで車内広々!
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