恋愛・結婚

私たちが本番裏風俗で働くワケ――そこにはお金だけではない理由があった

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裏稼業のなれの果て 新地の熟女風俗事情

 日本最大の裏風俗街ともいわれる大阪・飛田新地で働く女性は、ちょんの間で働くことをどのように考えているのだろうか。話を聞いたのは40歳で風俗デビューし、2年半ちょんの間で働いてからホテヘルに戻ったというケイコさん(仮名・44歳)だ。 「最初のデリヘルで『ウチは(本番を)やってもらわんとあかんから』と言われてたので、風俗ってそもそもそういうものだと思ってた。風俗入りするきっかけが夫とのセックスレスだったので、本番に抵抗はなかったですね」  しかし、なぜそこから飛田に。 「大阪で育てば、新地が特別なところだと知っているので、逆に興味が湧いちゃって。でも、実際に働いてみると結構しんどかったですね。熟女は飛田の裏通りのお店になるんですが、一見さんが少ないから、いかに常連をつかまえられるかが勝負。表風俗みたいにネット指名とかないので、新参者は大変ですよ。収入もデリヘル時代の40万円(週5日)から20万円(週3日)に下がりました。そんなんだから、金銭的に切羽詰まって働きに来たのに、あてが外れてやめてしまう人も多かった」  それでも新地にしがみつくしかない女性たちもいる。 「表風俗で働く熟女って、だいたいダブルワークだったり、シングルマザーで子供が大きくなるまでと決めていたり、あくまで腰かけの人が多いんです。でも、飛田で会った人たちは若いときからどっぷり風俗に浸かっていて、どんどん悪い条件でしか働けなくなって、新地に流れ着いたという女性ばかりでしたね」  ちょんの間嬢時代のケイコさんは出勤確認の電話が入るほど人気があったというが、結局、そんな雰囲気に嫌気が差してケイコさんは“表の世界”に舞い戻ったという。今では、飛田時代のことを「いい経験」だったと懐かしんでいる。
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「本番のほうが楽」
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